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●2023年度内配備に向けて、造成工事を急ピッチで強行する陸自・勝連分屯地の地対艦ミサイル連隊・ミサイル中隊施設!

(写真は、「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」の提供)

*陸自・勝連分屯地の「弾薬庫」は、情報公開文書に照らし合わせると白い建屋で、土堤して造られているが、03式 中距離地対空ミサイル弾体の弾薬庫にしては、簡易すぎる。ここを改造して地対艦ミサイル弾体をも貯蔵すると発表(情報公開文書参照)。

*ここの弾薬庫扉の説明書きに「火薬庫の消化は、初期消火(5分以内)が緊要であり、消火困難な場合、全員避難」、貯蔵は「最大8トン以内」と明記されていることは重要。一番近い民家までGoogleで図ると170㍍ぐらい(1軒)、この場所は立ち退き要求があるかも知れない。

*ミサイル・キャニスター搭載車両の奥に、コンクリートの頑丈な建築物があるが、これは覆道射撃場である(宮古島・奄美大島の約300メートルの射撃場よりも小さい)。

●ミサイル基地工事は、今年度開設に向けて、急ピッチで進んでいる。今、地元はもとより、全国から反対運動への連帯・強化が求められる。

すでに、第5地対艦ミサイル連隊内(熊本)に、第304地対艦ミサイル中隊(勝連配備予定)の編成が完結しており、安保関連3文書策定による、長射程地対艦ミサイルの開発・配備態勢も進行しつつある。


陸自・勝連分屯地の地対艦ミサイル基地工事
同ミサイル基地工事
陸自・勝連分屯地弾薬庫
陸自・勝連分屯地正門


南側が米軍ホワイトビーチ


ホワイトビーチ
かつて陸自・勝連分屯地は、対中国の中距離核ミサイル・メースBの基地だった
中距離核ミサイル・メースB

参考『ミサイル攻撃基地化する琉球列島―日米共同作戦下の南西シフト』


私は現地取材を重視し、この間、与那国島から石垣島・宮古島・沖縄島・奄美大島・種子島ー南西諸島の島々を駆け巡っています。この現地取材にぜひご協力をお願いします!