"目"も"概念"も変換装置。変換された結果物にしか出会えない限界。
「男」として見れば、男のような部分が見える。
「女」として見れば、女のような部分が見える。
「アメリカ人」として見れば、「日本人」として見れば。
「人間」として見れば、人間のような部分が見える。
「存在」として見れば、存在のような部分が見える。
私も、目の前のその人も、そのどれでも無い。
それはフィルターを通過し、変換された結果物だ。
つまりは偽物だ。
偽物と偽物の出会いしか経験できず、永遠に分かり合えない世界で生きる。
多種多様な模様形ある現実は、心がエネルギーという変換装置を通過して出力されたもの。
現実というスクリーン画面の外に出て
エネルギーという変換装置の外に出て
心そのものになれる。
そこは何のフィルターもない、純粋な世界。
そこで初めて出会える。
初めて歓喜が爆発する。
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