監査報告書

<二面的性質>
・監査の結果として、財務諸表に対する監査人の意見を表明する手段
・監査人が自己の意見に関する責任を正式に認める手段
→「監査の結果とその内容」及び「監査人の責任の範囲」を伝達する。

<短文式の監査報告書>
監査の内容を簡潔明瞭に記載して報告する。
専門的知識を欠く投資者の理解可能性を高めるとともに、監査人による責任回避的な冗長な記載を排除するためである。

<「監査上の主要な検討事項」の記載>
財務諸表利用者に対し、監査人が実施した監査の内容に関する情報を提供する。監査意見とは明確に区別しなければならない。

<記載区分等の改訂>
・監査人の意見を監査報告書の冒頭に記載する。新たに意見の根拠の区分を設ける。
・経営者の責任を経営者及び監査役等の責任に変更し、監査役等の財務報告に関する責任を記載する。

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