売上高及び売掛債権関係のリスクに対する実証手続の内容

<取引を仮装した架空売上が計上されるリスクに対して…>
・期末日を基準日として、売掛債権の積極的確認を実施
・注文書や検収書の閲覧
→取引の実在性を確かめる

<不適切な販売価格で売上高が計上されるリスクに対して…>
・期間別・製品別に「販売単価の趨勢分析」「売上高利益率の比率分析」を実施
・決算日後の値引に関する資料を閲覧
→値引処理の適切性を確かめる

<滞留債権の発生により売掛債権の評価額が不適切となるリスクに対して…>
・売掛債権の年齢調べを実施
・期末日後の回収状況を検討
→売掛債権の回収可能性を検討

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