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風が吹いたらTake Off!

 多い雲、空は秋の色。

 嵐『嵐の前の静けさ』(作詞 Makoto ATOZI)を聴きながら、小さな古いアパートでコラムを書く。

 グッドモーニング・世界

 錐をぐるぐる回して穴を開けるように、毎日毎日少しずつ少しずつ。
 どこまで進んだのか、これでいいのか、自問自答しながらコツコツと。 

 きっと、みんなおなじ。
 それぞれの錐を前進させて板の向こうから光を通そうとしている。

 僕たちのコツコツを見ている空の上の生命。または宇宙。
 それは誰かはわからないけれど、そろそろいいかなって、きっと板を消してくれるときがくる。

 光現る。

 それは今日かもしれない、明日かもしれない。
 まだまだ先かもしれない、急展開でこの後すぐかもしれない。

 光あれ。

 神の七日間のように人生に語ろう。
 すでに始まっている喜びへ
 今日もまた、一歩。

 風が吹いたときには身軽であるように、高く高く飛べるように。遠くへ着地できるように。

 僕が、あなたが、幸せでありますように。

 Makoto ATOZI







 


 



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