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巧みな植民地化で土地を奪うランドラッシュ

ランドラッシュという言葉をご存知でしょうか?

詳しくはこのウイキペディアを参照くだされば書いていますのでリンク先をご覧ください。
内容をまとめますと・・・

元々はアメリカ大陸へ渡ってきた白人が先住民をどんどん追いやりオクラホマだったら住んでいいよと先住民に約束。
しかし、アメリカに鉄道が通り、ヨーロッパからの移住人口が増えるに従って、そのオクラホマさえも白人投資家らが欲しくなり約束を破ってどんどん先住民たちから土地を奪っていったことに対して使われた言葉です。
それが21世紀においては『2007年-2008年の世界食料価格危機が発端となって、ヨーロッパや中国、韓国、インドなどが国を上げてアフリカや南米、旧ソ連圏の未開発の農地を大掛かりに買収している現象』を指す言葉となりました。
『ランドグラビング(土地収奪)ともいわれ、現地の住民に必要な食料の確保を無視して政府間で強引な買収を行うケースもあり、「新植民地主義」として非難を浴びる事例も少なくない。』とのことでウクライナもその一つ。
大国、特に西側諸国の犠牲となっているのです。
そんなことから土地を奪うためにはその国の政治にまで入り込むようになったのではないでしょうか。
言うことを聞く人間を国家の中枢部に送りこみ、農地だけでなく、生物・化学兵器研究所を建てたり、軍部をコントロール、兵器を売りつけて訓練。
これは武器を使わない巧みな侵略、その国の人たちを奴隷にする植民地化です。
ウクライナであってウクライナでなくなっていく。
ロシアの侵攻を、解放されたと喜んで迎え入れている人たちも実際にいるということ。
もしかしたらネオナチをコントロールできなくなっていた治世者も内心助かったと思っているのではないかと私の勝手な想像ですが・・・。
とにかく、昔の侵略戦争のような単純なものではないことは確かです。

今回の問題、決して戦争というものを認めるわけではありませんが、そんな背景があることも知ることがこれからの世界を考える上で大切だと思います。

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