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自分探しをするなら小説を読むのが効率的だと思う。

自分探しで一番効率的なのは小説を読むことだと思う。

ちなみに旅は非効率だと思っている。

旅を否定しているのでは無くて、効率的かどうかの話だ。
旅をきっかけに自分を見つめるとなると時間もお金もそれなりにかかる。
その代わりに質は高いのかもしれない。
新しい人との出会いや体験を通じて自分を知る良いきっかけになると思う。
旅をきっかけにその土地に移り住むことだってある。

そもそも『自分探し』とは何だろうか?
人によって解釈が異なると思うけど、僕は自分の価値観を明確にすることだと考えている。

自分は何が好きで、何が嫌いで、どんな人間なのか、どんな人間になりたいのか。何に価値を置いて生きているのか。

その価値観を明確にするために小説がいいと思うのは人生を疑似体験できるからだ。

映画でも漫画でも無い、小説だ。

一人称の小説であれば物語の主人公として、三人称の小説であれば世界を俯瞰しながら個々の人生を疑似体験することができる。

それは文字から想像する世界なんだけど、文字だからいい。
価値観は外側を見るのではなく、外側に反応する自分の内側にある。

だからこそ、僕は言葉だけで綴られた物語を通じて自分が何を感じたのか、共感なのか、疑問なのか、自分が登場人物だとしたらどのような選択をするのか、それは何故なのか。

その繰り返しによって自分の感情の動きが分かり、価値観が明確になっていく。

日本の小説だけでなく海外の小説も幅広く読めば、更に多様な人生を疑似体験できる。

ものすごく効率的だ。

もし、自分が何者なのかわからず悩んでいる人がいたら小説を読んでほしい。

普段、小説を読まない人もいるだろう。

そんな人は本屋に行って、表紙やタイトルから気になった小説の書き出しを読もう。
続きが気になる小説であれば、それはあなたに合う本だ。

静かなところで小説を読み、読み終わったら本を閉じる。
そして自分の感情の変化を感じてみよう。

そうすると少しずつ、自分の価値観が見えてくる。


参考に僕が好きな小説を10冊残しておきます。


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