「てんでんこ」を広げるために
ふくしとぼうさい日記356日目。
日々の活動であったことから思ったことを綴っています。
ふくしとぼうさい活動のnote1年間の更新目標まで、あと9日となりました。
今日夜は、所属している「逗子災害ボラバスターズ」で企画している「第7回逗子福幸男女決定戦」のチラシ仕分けを市民交流センターで行いました。
「逗子福幸男女決定戦」は、津波がきたら一目散に高台に逃げる「てんでんこ」の意識を広げるためのイベントとして、7年前から実施しています。
法性寺という逗子のお寺の坂道約150mを津波避難想定で駆け上がる競争で、あわせて今年一番の福男・福女・福児童を決める戦いでもあります。
この取り組みについては以前のnoteでもまとめていますので、よろしければご覧ください。
「ぼ」くらの 「う」んめいを 「さ」ゆうする 「い」しき|服部誠 #note https://note.com/makotohattori/n/nd3c018e12b22
オミクロン株の感染状況が心配ではありますが、例年2月11日に行っており、感染防止対策を講じながら、屋外での実施をしようと、現在考えています。
中学生以上男性の部、中学生以上女性の部、小学校高学年の部、低学年の部の出場者を募集し、応援者も含めて全員で津波避難の体験をしてもらうものです。
逗子市と逗子市教育委員会の後援をいただけたので、市内の公立小学校全児童と、公立中学校の全生徒に配布する予定です。
約1時間かけて小学校・中学校のクラス別にチラシを分けて、学校ごとに梱包できました。
逗子葉山は、海に面しており、津波のリスクがあり、市役所や様々なところでも準備をされていますが、逃げるための津波の正しい知識、避難の知識、避難の準備はまだ不十分と感じています。
東日本大震災の被災地でたくさんお手伝いをしてきましたが、「地元に帰ったらきちんと伝えてきちんと備えてほしい」とのお話をどの地域でもいただいています。
教訓を、忘れないつなげていくことは、いつ起こるかわからない災害への備えのまず必要なことだと考えて、仲間と継続しています。
明日仕分けをしたチラシを持っていき、配布される予定です。
「てんでんこ」を広げるために。
いつか起こる「災害」でひとりもとりこのさないためにできることをしていきます。
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