パトリオット

本気スイッチ。今の自分の人生の節目になっている時期は、必ずこれが押せた時だ。バックパックで37カ国ほど回った時、30歳で眼鏡屋をはじめたとき、7サミットに挑戦したとき。

本気スイッチが押せると、結果がまったく違って来る。本気スイッチが押せないと、表向き行動してるように見えても、結局のところ何も達成できない。何も継続できない、簡単なことも成し遂げられない。

だから毎回、自分の中の本気スイッチを探すんだけど、それがなかなか見つからない。毎回毎回場所が違って、本気スイッチのありかが、今だに、まったくわからない。

本気スイッチを押せてないときの行動は、出来の悪いロボットのよう。とっさの状況にまったく対応できず、最初のプログラム通りにしか動けない。機転が利かない。ターゲット、目標をすぐに見失う。

逆に本気スイッチが押せてると、目標に向かっていく追撃ミサイルのよう。ターゲットを一度外れても何度でも何度でも追撃できる。

人生すべての場面で、本気スイッチが押せれば、どんなに楽だろうといつも思うんだけれど、なかなか自分の中の本気スチッチが見つからない。

エベレストに登ったときの本気度で、ビジネスもできたら、ぜったいにいいのに、本気スイッチが見当たらない。

くそ〜ぉ  今回の自分の中の本気スイッチは、いったい全体どこにあるんだ?!


<星野 誠 Makoto Hoshino>
(株)誠 / 銀河ヒッチハイカーズ代表。ほぼ思いつきで書き込んだ「人生のやったら面白そうリスト」に従い、前後関係無視、人間関係グダグダにしてでも突き進む“盲進”男。アイアンマンマラソン、宅建20日間合格、ゴビ砂漠250キロ…どれも未経験で無謀だが、結局達成。2017年5月のエベレスト登頂は、登山のまったくの素人からの3年で達成、そして 7大陸最高峰制覇のオマケつき。自称「有言実行男」はいま、復活させた宇宙旅行社の代表として「いまできる人類最高地点に足跡を残すこと」を宣言し、宇宙産業での火星オリンポス山制覇を目指す。

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