男澤 誠|従業員44名のものづくり町工場が子どもたちのためにできること

◎横浜市都筑区の株式会社スリーハイ代表の男澤です。 ◎横浜市都筑区で町工場カフェ「DE…

男澤 誠|従業員44名のものづくり町工場が子どもたちのためにできること

◎横浜市都筑区の株式会社スリーハイ代表の男澤です。 ◎横浜市都筑区で町工場カフェ「DEN」をやってます。 ◎当noteではスリーハイや男澤が取り組んだ教育機関との活動のレポートをしていきます。

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【スリーハイ×教育機関関連レポート】

横浜市都筑区で従業員数42名の産業用ヒーターを作る会社、株式会社スリーハイ代表の男澤です。こちらのnoteでは、神奈川県立高校との半年間にわたる「総合的な探究の時間」の授業レポートや、大学でのコーポレートガバナンスの講義など「私たちのような中小企業・ものづくり企業・町工場が、子どもたちのためにできること」テーマに、教育機関や地域の方々とのつながりを記しています。 中小企業の経営者の方は、とかく情報発信に苦手意識を持っている方が多いもの。しかし日本の総企業数の99.7%が中小

    • いよいよ課題解決の提案書を提出。実用化につながる『あと一歩』とは

      神奈川県内にある県立高校の普通科生徒全員が、同じ神奈川県内の中小企業が抱える実際の経営課題解決に取り組む「総合的な探究の時間」。半年におよぶプロジェクトもいよいよ大詰め。仕上げの時期に近づいています。 第9回授業「これまでのまとめ」2024年3月18日の授業ではみなさんが出してくれた提案を、1枚の「提案書」にまとめる授業が行われました。 生徒たちは、それぞれのアイデアが持つメリットや期待される効果に焦点を当て、アイデアの本質的な価値を捉え直す作業を行いました。 作業に使

      • 高校教育専門誌の取材も。高校生が自ら考え自らの独創性を発揮できる時代へ!

        株式会社スリーハイは2023年11月27日〜2024年3月18日まで約半年をかけて神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業協力をしてきました。私たちスリーハイが抱える5つの経営課題を2年生323人の皆さんに解決してもらおうという試みです。主に毎週月曜日の5時間目に行われた全9回の授業も、もはや大詰め。今回は第8回目の授業レポートです。 これまでの授業と全体の流れ◆第1回〜第3回 探究学習全体の概要説明やマーケティング基礎など ◆第4回 スリーハイ担当社員5名が各部署

        • 「実現可能性」だけ見ていても、ものづくりのイノベーションには繋がらない。

          株式会社スリーハイでは、神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業協力をしています。 この授業は約半年という比較的長期間、私たちスリーハイが抱える5つの経営課題を「スリーハイ綾瀬高校支店」の2年生社員323人に解決してもらおうというものです。2023年度中実施予定の全9回の授業予定のうち、今回は第7回目の授業の様子をお伝えします。 これまでの授業と全体の流れ第1回〜第3回までの授業では、探究学習全体の概要説明やスリーハイの事業や商品の説明、マーケティング基礎などの基

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          経験に勝る価値はなし。今の経験を多くの人に伝える大人になってほしい

          株式会社スリーハイでは日本の企業数の99.7%を占めるといわれる中小企業の発展的未来のために、小学校から大学まで各年代の教育機関で講演やイベントを行っています。今回は神奈川県横浜市青葉区の桐蔭横浜大学にて「神奈川の中小企業家研究」というテーマでお話してきました。 桐蔭横浜大学について桐蔭横浜大学は横浜市青葉区にある私立大学です。 法学部、医用工学部、スポーツ健科学部があり、2023年から現代教養学環が新設されました。現在は1学環3学部で約2200名の学生が学んでいます。スリ

          経験に勝る価値はなし。今の経験を多くの人に伝える大人になってほしい

          自由な対話でアイデアを発散。ワールド・カフェ方式の意見交換

          神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業協力をしています。この授業は約半年という比較的長期間、私たちスリーハイが抱える5つの経営課題を「スリーハイ綾瀬高校支店」の2年生社員323人に解決してもらおうというものです。2023年度中実施予定の全9回の授業予定のうち、今回は第6回目の授業の様子をお伝えします。 これまでの授業と全体の流れ第1回〜第3回までの授業では、探究学習全体の概要説明やスリーハイの事業や商品の説明、マーケティング基礎などの基本的情報をインプット。第4回

          自由な対話でアイデアを発散。ワールド・カフェ方式の意見交換

          【現状把握→アイデアの種】323名×9クラスの担任教師が起こす∞の化学反応に期待

          株式会社スリーハイが2023年11月から約6ヶ月にわたり協力している神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」。中小企業が実際に直面している5つの経営課題を「スリーハイ綾瀬高校支店」の2年生社員323人が、5つの部署に分かれて課題解決に取り組んでいます。 これまでの授業と全体の流れ第1回〜第3回までの授業では、探究学習全体の概要説明やスリーハイの事業や商品の説明、マーケティング基礎などの基本的情報をインプット。第4回はそれぞれの部署に分かれて、スリーハイ担当社員5名から各部

          【現状把握→アイデアの種】323名×9クラスの担任教師が起こす∞の化学反応に期待

          スリーハイ綾瀬高校支店始動!配属部署の概要を高校生社員に説明【その2】

          株式会社スリーハイでは神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業に協力しています。スリーハイが直面する5つの経営課題を、綾瀬高校に5つの部署を設け、2年生の全生徒に解決してもらうものです。配属後初めての個別授業では、部署の特性や課題についてレクチャー。 これまでの授業と全体の流れ第1回から第3回までの授業では、今回の探究学習全体の概要説明や、「スリーハイってどんな会社なのか?」の説明、マーケティングの基礎といった、探究学習を行う前段階の基本的情報のインプットを中心に行

          スリーハイ綾瀬高校支店始動!配属部署の概要を高校生社員に説明【その2】

          スリーハイ綾瀬高校支店始動!配属部署の概要を高校生社員に説明【その1】

          株式会社スリーハイでは2023年11月から約半年をかけて、神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業に協力しています。実際にスリーハイが直面する5つの「困りごと」を、綾瀬高校323名の高校生たちに解決してもらうため、2年生全生徒を5つの部署に配属。今回は配属後初めての個別授業でした。スリーハイ代表の私・男澤だけでなく、5人の社員が綾瀬高校支店の5つの部署を担当します。5人それぞれが資料を作り高校生社員たちに、部署の特性や課題についてレクチャーしました。 これまでの授業

          スリーハイ綾瀬高校支店始動!配属部署の概要を高校生社員に説明【その1】

          【岐阜大学】中小企業の視座から考えるコーポレートガバナンス

          株式会社スリーハイでは日本の企業数の99.7%を占めるといわれる中小企業の発展的未来のために、小学校、中学校、高校、大学など各年代の教育機関とのコラボ施策を推進しています。今回は岐阜大学にて「中小企業の視座から考えるコーポレートガバナンス」というテーマでお話をしてきました。 岐阜大学「社会システム経営学環」とは岐阜大学はJR岐阜駅よりバスで 25〜45分(路線により異なる)、1949年(昭和24年)設立の国立大学です。名古屋大学とともに国立大学法人東海国立大学機構により運営

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          ただの授業じゃない。みんなの心に火をともす「総合的な探究の時間」

          今、教育は「100年に一度の大改革期」にあるといわれています。暗記型の学習スタイルから脱却し、PBL(Project Based Learning)と呼ばれる「課題解決型学習」へ向かう潮流があります。そして2022年からスタートしたのが、高校の必履修科目「総合的な探究の時間」。「これからの大学受験は、就職の面接のようになる」という見方もあります。自ら考え、自分の意見を持ち、プレゼンする能力の必要性が高まっています。 そんな中、神奈川県立綾瀬高校で「総合的な探究の時間」の第2

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          「温かさをつくる」ものづくり企業が高校生323名と本気で挑む総合的な探究の時間

          株式会社スリーハイでは神奈川県立綾瀬高校の「総合的な探究の時間」の授業に協力することになりました。協力、といっても「うまくいったらいいな」というような、ハンパな気持ちではありません。実際にスリーハイが直面する5つの「困りごと」を、高校生のフレッシュな感性で、ズバッと解決してもらおうという本気の取り組みです。当noteでは、生きる力をはぐくむ「総合的な探究の時間」授業協力を通じて、ともに大きく成長したいと願う、株式会社スリーハイの挑戦をお伝えします。 「総合的な探究の時間」は

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