F128|写真作品, インテリア, 写真集, アート, イラスト等の作品を販売しています。
https://F128.base.shopこんにちは。写真家の須田誠です。<SHOP F128>では、額装写真、著書、イラストなど須田誠のアート作品を販売しています。
僕の作品でご購入者様の生活が少しでも豊かに、明るくなることを願っております。
皆様が幸せになっていただくこと。それこそが僕の作品の目的だと思っております。
Ronel y Rosa
「写真って涙が出るほど美しい」
この写真がもたらしてくれる言葉。
幸せ、安心、暖かさ、信頼、真実、LOVE、落ち着き。
物語の始まりは偶然だった。男性の名はロネル。女性はロサ。信頼する彼の胸に身をゆだね揺れるロサ。肩に優しく添えた柔らかい手。二人はゆったりとしたラテンをかけて踊っているところです。僕はこの二人の踊りを見た時、あまりにも美しく神々しく、涙が溢れ出し止まりませんでした。もしこの世の中に真の愛というものがあるのであればそれを具現化したのがこの写真です。
彼らと出会ったのはキューバはハバナ。マレコン通りにある海の防波堤でした。そこで起こった偶然が縁で彼らの家に一ヶ月間住むことになりました。ロネルとロサ、そしてその家族の愛の物語は、写真集『GIFT from Cuba』となり舞台化もされました。
感動で泣きながら撮影しているので目がかすれてほんの少しだけピントが外れていますが、それがまた写真に柔らかさを与えてくれています。図らずもほぼ黄金比率の構図となっています。それは写真の神様からのささやかなプレゼントだったのです。
長く飾っても飽きない落ち着いた額装写真に仕上げています。この1枚の写真がお部屋に癒やしと優しさを与えてくれるでしょう。この写真によって皆様が幸せになってくださることが僕の最大の願いです。
すでに多くの方のおうちで癒やしと愛を与えてくれています。
須田誠プロフィール
https://f128.base.shop/about
◇
<細部にまでこだわった作品制作>
◯写真サイズ:縦205mm✕横292mm
◯額:
ラーソン・ジュール製(1800年代にアメリカ西海岸で小さな額縁工房からスタートした額縁専門会社。現在は100年を超える職人の技術に基づいた洗練された額を世界のアーティストに提供しています)
◯額サイズ:縦328mm✕横420mm✕厚さ25mm(A3より一周り大きいです)
◯額色と素材:天然木/マットタッチの柔らかいオフホワイト
◯マット色:ほのかなクリーム色(2mm厚+Vカット。カット面のブラウン色が落ち着きをもたらしてくれます)
◯重量:約1kg
◯表面にアクリル板入
◯裏面:壁掛け用フック付
◯写真を押さえるテープは無酸テープを使用(劣化を防ぎます)
◯直筆サイン入り(裏面に日付とサインをお入れいたします)
◯サインに使用するペン:ドイツのSTAEDTLER社のpigment linerを使用
◯額について:
伝統的な型模様の彫刻が施され、ウォッシュ加工で上品でかつ現代的に仕上げたフレームを選びました。爽やかなオフホワイトは華やかながらもお部屋に飾っても落ち着きます。額のこだわりも含めてひとつの作品に仕上げました。
◯プリントはオリジナルプリントです。作家本人がプリントしています。
◯額装までの工程もすべて作家本人がひとつひとつ丁寧に作っております。
◯写真は顔料インクジェットプリント
耐光年数は約200年。インクジェットの写真は現在ではアメリカの美術館でも永久保存コレクション・アートとして認められています。長期に渡ってお楽しみいただます。
◯写真にとっては酸素も大敵です。額装をする理由のひとつには、アクリル板により酸素から写真を守り劣化を防ぐ効果もあります。写真をマットに貼るテープも写真が劣化しないように「無酸テープ」を使用しています。
◯写真用紙はバライタ
これは板のことではなく「baryta【英】」というモノクロプリントによく使われる高級専門用紙のことです。著名なモノクロ作品にはとてもよく使われていますのでお値段も高価です。
◯裏打ち
写真は湿気などによって伸縮したり波打ったりしてしまいます。美しい写真には平滑性が非常に重要となってきます。そこで「平滑性と耐久性」を保つために「裏打ち」という専用シートを裏面に貼る工程を加えます。すると写真が紙とは思えないほど重くなりしっかりします。特に作品は長期に渡り楽しんでいただくものですので大きなプリントには必須の加工です。
◯梱包材
通称プチプチ。環境に配慮し、リサイクルのポリエチレンを主原料とした、焼却時に有毒ガスを発生しない素材のものを使用しています。
◇
プリントは元より、額からテープに至るまで細部にこだわりました。ぜひ作品を所有するという愉しみを味わっていただければ嬉しく思います。
●初めて額装写真をご購入する方は、迷いや不安もあるかと思いますのでご購入前にお気軽にお問合せくださいませ。
●また今作よりも大きなサイズの作製も可能ですのでご相談くださいませ。
●写真という商品性質上、色、塗装、風合いにつきましては商品毎に個体差が生じますのでご了承下さいませ。
●スマホやPC、モニターの種類など見る環境により色や大きさのイメージが違って見えることもございますのでご容赦くださいませ。
ある静かな雨の日 Cuba/Havana
世界で一番良かった国はどこですかと度々聞かれることがありますが僕はこう答えています。「それはキューバとネパールです」と。ネパールの魅力はなんといってもヒマラヤです。それに対してキューバの魅力は人間です。こんなに親切な人間がまだ世の中にはいるのだなとつくづく思います。
この写真はキューバの首都ハバナです。キューバは赤道にもほど近くとても暑い国です。年間平均気温は約25℃。キューバへは2002年を皮切りに通算四回行きましたが、いつ行っても暑かった思い出があります。
しかし、雨が降るとすっと涼しくなります。人々も家の中に入り、大声で叫ぶ物売りも軒下で休み、街が急に静かになり、雨の音だけがストリートに響きます。
僕は世界で人物の写真をメインに撮影してきました。風景はあまり撮ることがありません。しかし、この時はとても良い風が流れていて暑い中に僕の気持ちを和ませてくれるものがありました。
そんな激しい気候のなかのホッとした雨の風景はこころを落ち着かせてくれます。
写真、額ともにしっとりとアンダー目の色合いにまとめています。
須田誠プロフィール
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◇
<細部にまでこだわった作品制作>
◯写真サイズ:縦205mm✕横292mm
◯額サイズ:縦320mm✕横410mm✕厚さ16mm(ほぼA3)
◯額:濃い茶色と渋めの金枠。
◯マット色:クリーム色と薄っすらしたブラウンのミックス色(2mm厚+Vカット。カット面のブラウン色が落ち着きをもたらしてくれます)
◯重量:約1kg
◯表面にアクリル板入
◯裏面:壁掛け用フック付
◯写真を押さえるテープは無酸テープを使用(劣化を防ぎます)
◯直筆サイン入り(裏面に日付とサインをお入れいたします)
◯サインに使用するペン:ドイツのSTAEDTLER社のpigment linerを使用
◯額について:
大外枠は濃い茶色。内側にくすんだ金の漆のような色のフレームを施し重厚感を醸し出しています。コーナー部に施された小さな金のワンポイントが写真を引き締めます。全体的に写真と相まって静かで落ち着いた雰囲気が出せるようにセレクトしました。
◯プリントはオリジナルプリントです。作家本人がプリントしています。
◯額装までの工程もすべて作家本人がひとつひとつ丁寧に作っております。
◯写真は顔料インクジェットプリント
耐光年数は約200年。インクジェットの写真は現在ではアメリカの美術館でも永久保存コレクション・アートとして認められています。長期に渡ってお楽しみいただます。
◯写真にとっては酸素も大敵です。額装をする理由のひとつには、アクリル板により酸素から写真を守り劣化を防ぐ効果もあります。写真をマットに貼るテープも写真が劣化しないように「無酸テープ」を使用しています。
◯裏打ち
写真は湿気などによって伸縮したり波打ったりしてしまいます。美しい写真には平滑性が非常に重要となってきます。そこで「平滑性と耐久性」を保つために「裏打ち」という専用シートを裏面に貼る工程を加えます。すると写真が紙とは思えないほど重くなりしっかりします。特に作品は長期に渡り楽しんでいただくものですので大きなプリントには必須の加工です。
◯梱包材
通称プチプチ。環境に配慮し、リサイクルのポリエチレンを主原料とした、焼却時に有毒ガスを発生しない素材のものを使用しています。
◇
プリントは元より、額からテープに至るまで細部にこだわりました。ぜひ作品を所有するという愉しみを味わっていただければ嬉しく思います。
●初めて額装写真をご購入する方は、迷いや不安もあるかと思いますのでご購入前にお気軽にお問合せくださいませ。
●また今作よりも大きなサイズの作製も可能ですのでご相談くださいませ。
●写真という商品性質上、色、塗装、風合いにつきましては商品毎に個体差が生じますのでご了承下さいませ。
●スマホやPC、モニターの種類など見る環境により色や大きさのイメージが違って見えることもございますのでご容赦くださいませ。
Ronel y Rosa
「写真って涙が出るほど美しい」
この写真がもたらしてくれる言葉。
幸せ、信頼、安心、暖かさ、真実、LOVE、落ち着き。
物語の始まりは偶然だった。男性の名はロネル。女性はロサ。信頼する彼の胸に身をゆだね揺れるロサ。肩に優しく添えた柔らかい手。二人はゆったりとしたラテンをかけて踊っているところです。僕はこの二人の踊りを見た時、あまりにも美しく神々しく、涙が溢れ出し涙が止まりませんでした。もしこの世の中に真の愛というものがあるのであればそれを具現化したのがこの写真です。
彼らと出会ったのはキューバはハバナ。マレコン通りにある海の防波堤でした。そこで起こった偶然が縁で彼らの家に一ヶ月間住むことになりました。ロネルとロサ、そしてその家族の愛の物語は、写真集『GIFT from Cuba』となり舞台化もされました。
感動で泣きながらの撮影している上にマニュアルフォーカスで撮影していたので若干ピンとが外れていますが、それがまた写真に柔らかさを与えてくれています。図らずもほぼ黄金比率の構図となっています。それは写真の神様からのプレゼントだと思っています。
◇
ほぼA5サイズですので飾る場所を選びません。リビング、デスクの上、ベッドサイドなど。
また大切な人へのプレゼントへ最適です。「上品なセンスのあるプレゼント」として喜ばれるかと思います。
この1枚の写真がお部屋に癒やしと優しさを与えてくれます。この写真によって皆様が幸せになってくださることが僕の最大の願いです。
須田誠プロフィール
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◇
<作家が細部にまでこだわった作品制作>
◯写真サイズ:縦83mm✕横120mm
◯額サイズ:縦148mm✕横200mm✕厚さ20mm(ほぼA5サイズ)
◯額の色:柔らかく優しいいオフホワイト
◯マット色:ほのかなクリーム色(2mm厚+Vカット)
◯重量:約284g
◯表面にガラス入
◯裏面:スタンド型。壁掛けもできるようにフックが1個付いています。
◯写真を押さえるテープは無酸テープを使用(劣化を防ぎます)
◯直筆サイン入り(表面のマットと裏面に日付とサインをお入れいたします)
◯額について:
伝統的なヨーロピアン調の彫刻が施され爽やかなオフホワイトは華やかながらもお部屋に飾っても落ち着きます。額のこだわりも含めてひとつの作品に仕上げました。
◯プリントはオリジナルプリントです。作家本人がプリントしています。
◯額装までの工程もすべて作家本人がひとつひとつ丁寧に作っております。
◯写真は顔料インクジェットプリント
耐光年数は約200年。インクジェットの写真は現在ではアメリカの美術館でも永久保存コレクション・アートとして認められています。長期に渡ってお楽しみいただます。
◯写真にとっては酸素も大敵です。額の表面にはガラスがはめ込んであります。額装をする理由は劣化を防ぐ効果もあります。写真をマットに貼るテープも写真が劣化しないように「無酸テープ」を使用しています。
●梱包材
通称プチプチ。環境に配慮し、リサイクルのポリエチレンを主原料とした、焼却時に有毒ガスを発生しない素材のものを使用しています。
●初めて額装写真をご購入する方は、迷いや不安もあるかと思いますのでご購入前にお気軽にお問合せくださいませ。
●また今作よりも大きなサイズの作製も可能ですのでご相談くださいませ。
●写真という商品性質上、色、塗装、風合いにつきましては商品毎に個体差が生じますのでご了承下さいませ。
●スマホやPC、モニターの種類など見る環境により色や大きさのイメージが違って見えることもございますのでご容赦くださいませ。
Angel's ladder(St. Peter's Basilica)
「写真って涙が出るほど美しい」
この写真から思い起こさせる言葉。
「幸せ、永遠、謙虚、誇り、希望、静けさ、平和、愛」
場所はイタリア、バチカン市国にある世界最大の教会サン・ピエトロ大聖堂です。ルネサンス時代、バロック時代を通じ、ローマ教皇にふさわしい巨大教会堂として再建されました。ミケランジェロの『ピエタ像』でご存知の方も多いのではないでしょうか。
放浪していた僕は毎日自由に生きていました。イタリアでも同じように生活をしていました。寝坊しても、遊んでいても誰も文句を言う人はいません。しかしこの日はパッと朝早くに目が覚めて「サン・ピエトロ大聖堂に行こう!」と思ったのです。
教会内に入ると石造りと天井の高さのせいで、吸い込まれるような独特な雰囲気と反響音に包まれました。それだけでもここは特別な場所だということがわかりました。
正面に向かって歩いていく途中、何か背中がゾワゾワとする感触があったのでパッと振り向くとこの光景が目に飛び込んできました。うわ-っと驚いている間もなく同時にミサが始まり、パイプオルガンの巨大な音色が教会全体に響き渡り僕の体はもとより脳の真髄までを震わせました。
それは恐れ多くて僕が言うようなことではないかもしれませんが、間違いなく今ここに神様が来てるなと信じざるを得ない光景でした。
この写真はとても清らかで、見るだけですーっと気持ちが落ち着きます。あー、僕はこのままでいいんだな。自由に生きていっていいんだなと認められたような気持ちになります。
きっと皆様も、それぞれの人生の中でもっともっと幸せになっていってよいのだと思います。幸せになることに遠慮はいらないのです。
そんなことを思い起こさせてくれる一枚です。
◇
ほぼA5のコンパクトなサイズですので飾る場所を選びません。あなたの大切な場所へ置いてください。
また大切な人へのプレゼントへ最適です。「上品なセンスのあるプレゼント」として喜ばれるかと思います。
この1枚の写真がお部屋に癒やしと優しさを与えてくれます。この写真によって皆様が幸せになってくださることが僕の最大の願いです。
須田誠プロフィール
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◇
<作家が細部にまでこだわった作品制作>
◯写真サイズ:縦83mm✕横120mm
◯額サイズ:縦148mm✕横200mm✕厚さ20mm(ほぼA5サイズ)
◯額の色:渋いシルバー
◯材質:木材(装飾部:石膏)
◯塗装:本銀箔(装飾凹部は炭カル顔料等で着色)
◯マット色:ほのかなクリーム色(2mm厚+Vカット)
◯重量:約284g
◯表面にガラス入
◯裏面:スタンド型。壁掛けもできるようにフックが1個付いています。
◯写真を押さえるテープは無酸テープを使用(劣化を防ぎます)
◯直筆サイン入り(表面のマットと裏面に日付とサインをお入れいたします)
◯額について:
彫りのある「アンティーク調」の額です。箔貼特有の輝くような美しさを備えつつ、額表面の凹部には灰色顔料を塗り込み、落ち着きのある色調の仕上がりです。
◯プリントはオリジナルプリントです。作家本人がプリントしています。
◯額装までの工程もすべて作家本人がひとつひとつ丁寧に作っております。
◯写真は顔料インクジェットプリント
耐光年数は約200年。インクジェットの写真は現在ではアメリカの美術館でも永久保存コレクション・アートとして認められています。長期に渡ってお楽しみいただます。
◯写真にとっては酸素も大敵です。額の表面にはガラスがはめ込んであります。額装をする理由は劣化を防ぐ効果もあります。写真をマットに貼るテープも写真が劣化しないように「無酸テープ」を使用しています。
●梱包材
通称プチプチ。環境に配慮し、リサイクルのポリエチレンを主原料とした、焼却時に有毒ガスを発生しない素材のものを使用しています。
●初めて額装写真をご購入する方は、迷いや不安もあるかと思いますのでご購入前にお気軽にお問合せくださいませ。
●また今作よりも大きなサイズの作製も可能ですのでご相談くださいませ。
●写真という商品性質上、色、塗装、風合いにつきましては商品毎に個体差が生じますのでご了承下さいませ。
●スマホやPC、モニターの種類など見る環境により色や大きさのイメージが違って見えることもございますのでご容赦くださいませ。
写真集・NO TRAVEL, NO LIFE
本書は僕が2年間世界31カ国を放浪して撮影してきた写真とその時に書き留めた言葉たちをまとめた本です。
世界で感じてきた言葉たちは、すでに多くの道に迷っている人、一歩が踏み出せない人、夢を追い続けている人、自由に生きたい人、そんな人達の背中を押してきました。
発売から15年経ってもいまだに読者の方から嬉しい感想が届きます。今でも媚びることのない普遍的な言葉たちと写真。この時代だからこそ必要とされている一冊だと自負しています。
作家・須田誠のデビュー作でもありながら、これまでにすでに第五刷、25,000部を販売というロングヒットセラー! 写真集としては異例の部数を記しています。海外ではニューヨークの近代美術館 MOMAでも発売され好評を博しました。
また本書後半に書きました半自叙伝が舞台化され、二年連続全21公演完売となる大ヒットを記録。DVD化、朗読CD化にも発展。近年、電子書籍化されAmazonでも販売されています。
オリジナルショップならではの特典としてサイン入りでお贈りします! お誕生日のプレゼントであれば先方のお名前と誕生日をお入れすることも可能です!
◇
僕は34歳のとき、10年間のサラリーマン生活で築いた地位・安定・守りを全て捨て、呼ばれるように世界放浪の旅に出ました。その旅の途中で安く売られていた一眼レフを手に入れ、旅人たちに使い方を聞きながら独学で写真を撮り始めます。
「世界は教科書に書かれていないことで溢れていた(本文より)」
アメリカ(バスで一周)、キューバ、グアテマラ、カナダ、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、ミャンマー、インドネシア、カンボジア、バングラディシュ、香港、韓国、インド、ネパール、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イギリス、ギリシャ、オーストリア、オランダ、トルコ、モロッコ、イスラエル、ヨルダン、エジプト、日本。
どこの国でも人物を中心に撮影してきました。僕にとっては世界の人間というものが一番面白かったからです。
強盗などにも四回ぐらい遭ったこともあります。しかし、世界の人々の99%は良い人たちばかりでした。詐欺師に騙されたのにその日は困って詐欺師の家に泊めてもらったり(笑)。詐欺師のお母さんは優しかったり。
人間ってどうしようもない動物ですけど、案外捨てたもんじゃない。そう思わせてくれた世界放浪の旅でした。
もう迷うことはありません。自分自身を信じて好きなことをやって生きていきましょう。それがこの本からのメッセージです。
須田誠プロフィール
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◇
<デビュー秘話>
34歳まで写真はやったことがありませんでした。旅に出てからも写真家になろと思って撮ってはいませんでした。
帰国して多くの人に写真を見せるととても評判がよかったのでカフェで小さな個展を開きました。それも好評だったので写真展を何度か繰り返していくうちに段々ともっと多くの人に見てもらいたくなり、写真集を出版したいという思いが湧いてきました。
出版社にアポを取り何社も回りましたがなかなかそう簡単には出版にはこぎ着けません。それはそうでしょう、賞も無いし、有名でもないし、売れる理由がみつかりませんから。
そんな苦難の日々を何年か繰り返していたある日、東京都写真美術館にあるカフェでの展示のチャンスをいただきました。日本で唯一の大きな美術館ですから、カフェといえどもニ年先までスケジュールは埋まっています。たまたま穴が空いたところへ話が舞い込んできたのです。
こんなチャンスはありません! 1mクラスの写真をプリントして気合を入れて展示を行いました。たくさんのフライヤーをあらゆるメディアへ送りました。しかし無名の写真家の個展など出版社やメディアが見に来てくれるわけがありません。
当時ベストセラー作家であった旅人作家の高橋歩氏にはフライヤーではなくメールを送りました。すると僕のホームページを見てくださり、氏の経営する出版社から編集長が見に来てくださる運びとなりました。
とはいってももう何社も断られている前例があるのでそんな簡単に出版とはいかないだろうと期待はしていませんでした。
ところが!高橋歩氏をはじめ編集長の方からも写真を気に入っていただき「ぜひ出版しましょう!」というお言葉をいただくことができたのです。
まさかの夢にまで見たその言葉。長い時間がかかりましたがやっとデビューのチャンスを掴んだのです。
それがこの一冊『NO TRAVEL, NO LIFE』なのです。
<出版記念パーティー>
本書に掲載されている写真をメインとした個展も好評を博しジャパンツアーとして全国16カ所の美術館やギャラリーでの開催となりました。
その中でも強く印象に残っているのは出版記念パーティーです。今はなき西麻布にあった「YELLOW」という当時最先端を行くクラブで行ったのです。写真展示はもちろん、レゲエのアーティストを呼んでライブやったりトークをしたり。
そしてトークゲストには僕のあこがれの旅人ロバート・ハリスさんをお呼びしたのです。今でこそ仲良くさせていただいておりますが、当時は舞い上がる思いでした。
<制作エピソード>
三番目の写真にある帯にある推薦文は、高橋歩さん、EXILEのUSAさんからいただきました。他にも有名な俳優さんやアーティストの方々からも称賛いただいています。
四番目の焦げ茶色の本書。これはカバーを外したところです。旅のバイブルをイメージしてこの色にしました。
また日本人の方は、本を狭く開いてとても丁寧に読まれます。ですので見開き写真のページはノドという中央部がよく見れません。それを回避するために手のひらでグイグイ押し広げても壊れないような製本を施してあります。もちろんやりすぎては壊れてしまいますが、旅に持っていっても大丈夫なような作りになっています。
◇
<本文から抜粋>
世界は教科書に書かれていないことで溢れていた
時代にピントを合わせてちゃ遊ばれるだけ。自分のハートにピントを合わせなきゃ。
迷子になるのは子供だけじゃない
方向音痴にも道はある
生涯、ツガイで生きていく動物は多々いるが、生涯ツガイで手をつないで生きていける動物は人間しかいない。
今の次は未来じゃない。今の次は今だ。
人を信じることが先か。自分を信じることが先か。
明日地球が滅びようとも、今日、ハンモックに揺られる。
『NO TRAVEL, NO LIFE』
◇
◯直筆サインをお入れします。
◯ページ数:256ページ/ソフトカバー
◯写真カット数:121カット
◯エッセイ部:31ページ
◯サイズ:A5判/厚さ20mm
◯本の中身を見てみる(動画を近日公開!)
◯梱包材
通称プチプチ。環境に配慮し、リサイクルのポリエチレンを主原料とした、焼却時に有毒ガスを発生しない素材のものを使用しています。
◯当店では発売されない他の著作品のご紹介:
https://bit.ly/3EuXA4J
◯以前の個展ジャパンツアーなど
https://bit.ly/32Tb7Fd
写真集・GIFT from Cuba
本作品で伝えたいこと。
家族愛、信頼、友達、本当に大切なものとは何か
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一本の静かな映画を観たようなそんな気持ちになった。
そしていつの間にか僕は泣いていた。
オダギリジョー
2017年日本・キューバ合作映画『エルネスト』主演
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2002年。初めてのキューバ、首都ハバナ。空がオレンジに染まるころ。海岸通りの防波堤。釣糸一本で釣りをしていたカップルがいた。名前をロネルとロサと言った。それがロネル一家との物語の始まりだった。出来事はみな<正確な偶然>だ。
それから僕はロネル一家と一ヶ月を過ごす。みんなが本当の家族かのように親切にしてくれる。こんなに暖かい人間がまだ地球上にいたことに驚いた。帰国の際には家族全員で号泣の別れをする。
その後、僕は日本で忙しくなりキューバへは行くことができなかった。彼らに手紙を出し続けたが一切返信はなかった。
時は12年も過ぎた2015年。元オバマ大統領が54年ぶりにキューバとの国交再開をするという衝撃のニュースが飛び込んできた。僕は即座にキューバへと飛んだ。激動のキューバを撮影するために。それよりもロネル一家との再会を楽しみにしていた。
12年ぶりのキューバ。早速ロネルの家へと向かう。ところが信じられないことにある理由で彼は家にいなかった。12年ぶりの再会を楽しみにやってきたというのに。
しかしありえない<正確な偶然>が僕たちをつないでくれた。
キューバの歴史的な瞬間を撮りに行ったはずなのに、くしくもロネル一家の激動の三日間を追うことになった写真集。
息子と母。息子と父。家族。本当の幸せとは。本当に大切なものはなんなのかを教えてくれた涙のLOVEドキュメンタリー。
「何も起こらないこと
それは最良のできごとだ
あとはほんの少しのコーヒーと
ママのべシートがあればいい」
この混沌とした時代だからこそ読んで欲しい一冊です。
大切なあなたへ、まさにGIFTをお贈りします。
直筆サインをお入れいたします。日付とご購入者のお名前をタイトル色と同じ金色のペンで書きます。大切な方へのプレゼントの際はお申し出いただければその方のお名前や誕生日の日付を入れさせていただきます。
須田誠プロフィール
https://f128.base.shop/about
◇
◯制作秘話:
<オダギリジョーさんのコメント>
ちょうど編集真っ盛りの時にオダギリジョーさんが日本とキューバの合作映画『エルネスト』に出演されるという情報が流れてきました。ほぼ発売日と映画の公開日が近くぜひオダギリジョーさんに帯に入れるコメントをいただきたくオファーを出しました。
しかし一流の俳優さんですから、出版日は刻々と近づいてきたのですがなかなかお返事が届かず。ついに今日が入稿日という日。編集者も僕もあきらめていました。このままコメント無しで…となったその日!返事が届いたのです!! 急遽原稿を差替えてオダギリジョーさんのコメントを帯に入れて印刷所へ。奇跡としかいいようのないギリギリのタイミング。本当にオダギリジョーさんには感謝しております。ありがとうございました。
本書は舞台化され二年連続全21公演完売となる大ヒットを記録しました。!
<デザイン等>
◯写真をモチーフにしながらも、舞台と映画の手法を書籍という形に落とし込みました。時間を駆使した立体的な構成による叙情的ドキュメンタリー作品に仕上げています。
◯時系列に沿った流れをデザインのグラーデションで表現しています。
◯扉ごとの詩はスペイン語でも表記し、主人公のロネルが読んだ時にもわかるようにしました。またラストのページでは僕から親友ロネルへ宛てた手紙をスペイン語でかつ直筆で掲載しています。僕から彼へのGIFTという気持ちを込めて。
◯インテリアとして飾っても良い洋書を思わせるセンスあるデザインを目指しました。
◯表紙は箔押しされた個所に写真を貼り付ける特殊加工。布目調のテクスチャ。
◯ケースはタイトルと著者名を金色で印刷したアクリルケース付き。
◯ページ数:144ページ/ハードカバー/大型本
◯写真カット数:84点
◯物語:10ページ
◯サイズ:21.9cm x 24.3 cm(ハードカバーですので重量感があります)
◯梱包材
通称プチプチ。環境に配慮し、リサイクルのポリエチレンを主原料とした、焼却時に有毒ガスを発生しない素材のものを使用しています。