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時計塔の君へ


(約700文字)


2月14日はバレンタインデー。

女子が男子にチョコをあげる。

日本では、ただそれだけの日です。


子供の小学校で、高学年の男子から

チョコをくれる子

公園の時計塔で待ってます

と、アピールがあったそうです。


低学年のうちの子供とお友達は、いつも遊んでもらっているお礼を兼ね、

一応、あげとこう


とチョコを選ぶことに。

その後ろで

多分、男の子としては

おやつゲット!の感覚なんだろうなぁ~

と思いつつ、私、待っていました。


、、、しかし、

女子たち、悩みすぎてなかなか決まらない模様。


公園で遊ぶ時間も無くなっちゃうよ。

、、、うーん、、、

これにしない?

よし、決まり!



という訳で、


時計塔の君へ


初めてかもしれない


バレンタインのチョコレート



会ったことない

アラフィフおばさんの
チョイスです。




という記事を昨日、昼下がりに書いたのですが、
下記の事情で結末が変わりました。


帰ってきた子供にどうだった?と聞いたところ

何が?

と、シレッとしたお答え。

え、渡さなかったの?

あらま!

わたくしチョイスのチョコは開封され、いくつか女子たちに食われておりました。

なんでー?

来てなかったの?

と、私も一つお相伴に預かりながら聞きましたところ、、、

時計塔には来ていた

でも

キラキラ

爽やかじゃなかった

だからダメ


と、言うのだ。


よく分からん??? 


さらに事情聴取をしました。

どうやら周りへのチョコくれくれ光線がすごかったらしく、


他の子にあげる分でも

余っているのがあったら

それもちょうだい



とのオバハンじみた発言があったそうです。



そりゃ〜


アカーン!!


軒並みいた女子たちも、サァ〜といなくなったのでした。


二つ目を口に放りながら、私は思いました。


時計塔の君へ



二兎を追うものは



一個もチョコを得ず




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