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ホップのお料理

札幌の Beer+MaltWhisky バー「Maltheads」(モルトヘッズ)です。

日本ビアジャーナリスト協会で、また記事を書きました。1週間で2記事の最短間隔です。

https://www.jbja.jp/archives/36825

ホップが手に入ったけどどうやって保管したらいいのかな…とお悩みの方のために保管法なども書いてます。(昔ならそんなんないわ😆というシチュエーションでしたが、今なら結構あると思います)

このホップ味噌、「ふきのとう味噌」の作り方を応用して、数年前からこのホップ収穫期に造り続けてきています。いまのところホップ料理としては最適解ではないかと手前味噌…。😂

ホップだから「加熱しすぎると苦い」というのがポイントです。苦いのがお好きな方は、どうぞたくさん火を入れてください。

他の応用例

記事を読んだ人の感想で、「ゴーヤチャンプル」ならぬ「ホップチャンプル」は?といただきました。たしかに、ホップは刻んで、卵とじの炒め物なら行けそうです。

それで思いついたのは、「ホップ・ジェノヴェーゼ」でした。バジルの代わりにホップペースト。まだやっていませんが、今度チャレンジしてみます。

記事には書ききれませんでしたが、ドイツの方では枕に入れて安眠を誘うハーブとして使ったりもするそうです。酸化するとちょっと臭くなるので、それなりの工夫は必要だと思います。

ホップの自家栽培

ホップなんてそんな手に入らないよ…とお嘆きの方もいらっしゃるとは思いますが、お庭がある家なら案外と簡単に育ちます。日本ビール検定1級の笠倉暁夫氏は東京でホップのグリーンカーテンを育てていて、そのノウハウを『手作りビール読本』としてまとめています。

https://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54015160/

冷涼地でなければ育たないイメージがありますが、『手作りビール読本』によれば、晩成種は温暖気候でも大丈夫だそうです。

筆者の居住地、札幌市中央区のど真ん中(大通公園から4条しかずれていません)でも、こうやってホップを育てている方がいらっしゃいます。今年の札幌は大変な猛暑でしたがこのように元気に育ちました。

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また少し意外なことに、アメリカの一大ホップ産地、ワシントン州ヤキマ地方は、ステップ気候なのだそうです。

https://frompeaktoshore.com/jp/2017/05/17/yakima-2/

ただ、「野良ホップ」を見つけると必ず近くに水源がありますので、地下茎の水やりには注意しなければなりません。

ホップは乾燥を好むと誤解されやすいのだが、通常のハーブや野菜よりも成長も早く、草体も大きいため、かなりたっぷりとした水やりが必要である。
(『手作りビール読本』p42)

また、草体の方には適度な乾燥がないと、毬花にカビが非常に生えやすいのは確かなようです。

ホップの新しい利用法、なにか思いついたらコメントくださいね!

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