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結婚5年目、初めてのMALI🇲🇱


大興奮のフライト✈️

マリ人の旦那はユニークで素直で
少年の様な魅力を持っている。

当時、18歳で上京し、社会にもまれて
ひん曲がった根性で生きていた私にとって
旦那はとても魅力的で

人生で初めて男性にガッついた。笑
(私の積極的なアプローチで交際スタート)


こんな魅力的な人が育った国はどんな国なんだろう?


海外経験の薄い私が真っ先に興味を持ったのは
西アフリカにあるマリ共和国🇲🇱


人生2度目の海外経験は日本から25時間以上
地球の真裏にあるアフリカ大陸でした。


入国時の赤土の乾いたニオイが忘れられない✈️


28歳にして人生イチ、ドキドキワクワクした
長い長いフライトも終わり

いよいよ降り立ったマリ国際空港。

あたり一面の赤土、広い空、ギラギラの太陽

ついに来た!!
コロナや紛争で何年も延期した
マリ共和国への1ヶ月旅行。

やっと!
インスタやYouTubeにあまり映像資料がない
未知の土地に降り立った興奮は今でも忘れられない。


旦那「自分の国なんだけど!?」


飛行機から降りて
るんるんに入国審査へ向かう私の後ろで
起きたハプニング。


旦那が入国審査前の廊下で5,6人の警官、
空港スタッフに囲まれている。

なんだか言い争っている様子だが
私はこんな光景は見慣れているので

10mほど、離れたところでポケーっと見ていた。


アフリカ人はだいたい声がデカい。
真剣に話すほど怒っている様な熱量になる。
でも怒ってるわけではない。
そして基本的に話す時の距離がかなり近い。

これを知っているので特に心配はしなかった。


背の高い旦那は囲んでいる男達の真ん中から

頭を出して時折、日本語で
「大丈夫ダカラ!待ってて!」と
何度も私に叫んでいた。


…うん。全然心配してないよ〜。

のんきに外の写真を撮る私。


やっと解放された旦那に訳を聞いたら

日本で自国のパスポート期限が切れた旦那は
マリ入国後にマリで新しいパスポートを
受け取る手筈になっていて

また、
再入国許可証を日本で取得して来ていた為

「お前はナニジンなんだ!ビザは無いのか!」と

混乱が起きていたらしい。

「も〜!俺はマリ人だよ!!」

結局、旦那の父親の知人が空港で
働いていて、電話して身元証明をした。

アフリカにおいてコネクションは
かなり重要だと思い知らされた。

笑顔とノリでイケると思った入国審査


一悶着終えて入国審査へ。

そういえば私、フランス語は話せない。

そんなことは忘れて1人でエントランスに
勇敢に向かう。

怖い顔した男性がフランス語で
話しかけてくる。

「パードゥン?」

彼が何を言っているのかさっぱりわからない。
なんとなく英語で返してみたらイライラされた。

でもめげずにニコニコしながら英語と
ジェスチャーで頑張ってみたら舌打ちされ

手続きが終わった旦那が来てくれなかったら
どうなっていただろう。

日頃、旦那が電話で話すフランス語を聴いていたので簡単なフランス語なら理解できる。

旦那がフランス語で男性に
謝っていたのは理解できた。

滞在先の住所について聞かれているようだ。

なんか、マズかったみたい。


とりあえず話はついたようで、
指紋をとられて無事入国。


荷物をとってゲートを抜け、空港の外に出たら
道路を挟んで反対側に大量の人だかり。
楽器が鳴っていた。

手厚い歓迎を受けて
(後で聞いたらどこかの国の偉いゲスト?が来る日で
 その出迎えだったらしい)

旦那の姉の車に乗る。

やはり旦那と血が繋がった義姉
初めて会った気がしなかった。


お互い言語が通じない私と、義姉。
しかし滞在期間は1番世話を焼いてくれた。

言葉は通じなくても1ヶ月で
私は義姉をネタでいじるくらい
打ち解けた。

さすが、この旦那あって、この姉!

とでも言えるくらい
義姉のキャラも濃かった。


義姉の面白エピソードもまた
別の機会に話そうと思う。


_おわり

※読んでいただきありがとうございましたっ😊


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