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プレゼンイベント主催で気を付けていること

鹿児島で5年ほどペチャクチャナイト霧島、昨年12月から今度は熊本市100人カイギというプレゼンテーションのイベントの主催をしてます。

どちらも、プレゼンターを数人よんで、みんなでその人の話を聞くというスタイルです。

その他にも著者イベントや、ネットで気になった方を呼んでみたりと、この形式のイベント主催はかなりの数をやってきました。


主催として気を付けていことを改めていくつか。
(あくまで個人の意見です)

内輪の会にしない

とにかくこれに一番気を付けてます。プレゼンターをほぼ身内で固めて、スタッフと常連さんだけが内輪ネタで盛り上がっている、初めて来た人がとても入りにくい、そんなイベントをたくさん見てきました。こういうイベントに行くととても居心地が悪い。もちろん常連さんという毎回来てくれる方は集客する身としてはとても有難い存在ではあるのですが、そういった方も含め、参加者が全員フラットに楽しめるよう、内輪ネタはできる限り排除するようにしてます。
そしてそれはスタッフも同じで、運営の一体感を出すために、揃いのTシャツを作ったりというのも一時期考えたことがあったけど、それだとやはりスタッフと参加者との壁を作ってしまう感じがしたので、そういうものやりませんでした。
プレゼンターも、内輪の会にならないよう、自分の知人、知人の知人ではない人に必ず声をかけるようにしてます。なので全く面識ない人にいきなりメッセージを送ってお誘いするというのをよくやってます。そうやって自分のネットワークにいない人にイベントに来て話してもらって、常にイベントが内側ではなく外側に向くようにしています。
またこの人が話してる というのを鹿児島で嫌というほど見てきたので、これをできる限り排除したいという思いが強いです。

男女比を揃える、できるだけ若者を呼ぶ

いろんなイベントの集合写真を見て個人的に嫌なのは、おっさんばっかりが地味な服装でズラッと並んでる、もしくは司会してる綺麗な女性を一人囲んでおっさんがズラッと並んでる。
こいう集合写真になるような会にはとにかくしたくなかったです。なのでプレゼンターや参加のお誘いをするときは基本的に女性の方に先に声をかけるようにしています。鹿児島だとなにせ男性上位な空気がまだまだ残っているので、そこをなんとか変えて、できるだけ女性の方が人前で話す機会を作って、おっさんたちはそれを聞いといて、みたいな場を作りたかったのです。それは若者も同じで、よくわからん偉そうなおっさんの話なんて誰も聴きたくないはずで、できるだけ若い人が人前で話す機会を作りたかったのです。

ジャンルの偏りをなくす

こういうトークイベントのようなものは、テーマの偏りがあるものが多くて、教育・福祉・まちづくり というようなテーマにどうしても偏りがちな印象があり(そういうテーマを否定しているわけではなく、そういうのが多いという話)
なので、とにかくそういったいい話はいい話として、それだけにならないようマニアックな、何かに特化した人に声をかけるように気を付けてました。

マニアックに特化したものもやりました(個人的には好きだった回)

自分でイベントの評価をしない

もちろん、イベントが終わった後に自分なりの手応えみたいなものは毎回あるけれど、評価は他人がするものと思ってます。
なので、自分が開催したものを勝手に`神回‘と呼んだりすることは絶対に避けていて、「私がイベントを一番楽しんでた」というような、他の参加者の失礼にあたるような言葉も使わないように気を付けています。
(主催が一番楽しんでいるのは事実だけれど、言葉に出すのはNG)

1人でやり切る

複数人でイベント主催をやるのももちろん良いと思うけど、私は基本は一人で全てやり切ると思ってます。
複数人でやると途中で方向性が合わなくなったり、負荷バランスが一人に偏ったりでトラブルになることがあり、何より他メンバーとの調整が面倒。自分の好きなようにやりたいので一人で全部やる、運営メンバーのアドバイスは聞くし、当日のお手伝いももちろん募集するけど、最終決定は自分でやる。その代わりイベントの赤字は全て自分でカバーする。責任は全部取る。というスタイルでずっと続けてます(私にはこれが楽)

プレゼンターファースト

プレゼンターを呼んで話してもらうイベントなので、とにかくプレゼンターが気持ちよく話してくれないと成り立たないイベント。なので主催者としても思いもあるし、こうしたいというのもありますが、それよりもまずはプレゼンターの人がいかに気持ちよく当日話せるか、というのを第一に考えてます。他のイベントで主催者の思いが強すぎて、プレゼンターがおざなりになっているイベントに参加したことがあり、それを反面教師にしています。

餅は餅屋に

私は何の技術もないサラリーマンなので、フライヤーを作ったり司会をしたりというスキルは全くありません。そこは少しお金を出してプロの方・慣れた方に依頼するようにしてる(特に司会)。イベントのクォリティが大きく変わるので、司会だけは自分でしないようにしています。

さいごに

あくまで個人的な意見なのでイベントなんて主催者の好きにやればいいのですが、ただやっぱり参加していてあまり居心地ががよくないイベントがあるのも事実なので、何かの参考になれば。

偉そうにいろいろ書きましたが、もちろん私がやるものが一番と言いたいわけではなく、いまだに試行錯誤してますし、集客にも苦労してますし、プレゼンターを集めるのも苦労してます。、

そんなこんなで、次のイベント主催は2月3日の熊本市100人カイギVol.2です
お暇な方は遊びに来てくださいね。


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