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不登校でも子供を「そのままのあなたが大好きよ」と言えますか

学校に行かなかったら 親に怒られる、嫌われるって 子どもは思っていますよね。

親は「言うこと聞きなさい!」なんて言っちゃいますしね。

なはら姉さんが自由登校を選び、最初は私も大騒ぎして、もがいたけれど・・・
これは私のキャパを試すためだったんだわ~ と なんだか最近改めて実感。


かなり荒れていた我が家

元気で 自由な生き方を望む我が家の長女、なはら姉さんは、ここ2年ほど 「学校に行きたくない~」と言っています。

かなり長い間、私は 大騒ぎをして 彼女の抵抗をしていました。

「学校は行くべき」「嫌なこともやらなくちゃいけないよ」と 叱っていました。

朝 なかなか起きない、なはら姉さんの布団をはぎ落して 「さっさと 出かけていきなさい!!」と 大きな声で怒って 家から追い出すように対応していました

「学校に行かないで 頑張っていないなら クリスマスプレゼントはあげられないよ」と 減点方式になっていました。

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ここには 彼女が 私の想像していたとおりに行動てくれないことに対するイライラがありました。

私が考える「いい子」に育て上げるために 私なりに【しつけ】をしていたのですが・・・

今思えば、イライラ、プンプンの毎日でした・・・

そのころは 怒ることが慢性的になっていて 笑顔も少なかったかもしれません

「あなたはダメな子よ」というような態度ばかりしていたと思います。

だから なはら姉さんに 「自分がママになったら どうしたい?」みたいな質問をしたときに 「怒ってばかりだと 子どもが自分のこと嫌いなのかなって思っちゃうから あんまり怒らないママになりたい」と言っていたのかなと思います。

私は 「学校に行かせなくてはいけない」ということに執着しすぎて 「あなたのことが大好きよ」という表現をせずに ずっと時間を過ごしていたかもしれないと 最近気が付いてきました。


赤ちゃんに与えるような無条件の愛情

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赤ちゃんって 本当に 何にもしていないのに とても可愛がられますよね。

存在自体が癒し、みたいな感じですよね。

でも いろいろできるようになると 「●●しないとだめだよ~~」となり かわいがってもらえる「条件」が 親から提示されるようになっていく。

小学生になると 「学校に行かないと!」とか 「宿題しないと!」って 大人から やらなくちゃいけないことを提示されていくんですよね。

なはら姉さんの周りのお友達も 「ママに怒られるから~~」と学校に行っている子もいます。

現実、そういう子が多いのかもしれません。

ママが「やれ」と言っていることをやらないと 「だめ」というのは つまり ママの言うことを聞かないと ママに怒られる、とか ママに嫌われちゃう、とか そういう恐れでしょうね・・・・

「学校に ちゃんと行かない子なんて 私の子じゃありません!!!」と言われたら 大変ですもんね。

でも その子が 赤ちゃんの時は 何もしなくても かわいがっていたのに・・・ ね。

赤ちゃんでも 小学生でも 大人でも みんなが 無条件に愛されるべき存在なのに・・・


不登校でも 変わらず 大好きよ~

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やっと「不登校の、なはら姉さんでも 大好きよ」と 躊躇なく思える境地に 私もやっとたどり着いた感じです。

お恥ずかしいことですが 当たり前のことのようなことなのに 私は 結構苦労しました・・・

私の思い通りに 彼女が動かなくても 「あなたが幸せならいいよ」と思えています。

彼女が 不登校になったのは 私の無条件の愛情を確認したかったのかな、と 思ったりしています。

そして 同時に 私が どんな状況でも この子を受け止めることができるようになるために 「試練」と思えるような状況を作ってくれたのかなとも思います。

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今は 相変わらず 自由登校で 昼間 ぺちゃくちゃおしゃべりをしながら ニコニコお菓子作りをしたりしている、なはら姉さんを見ながら 穏やかな気持ちで仕事ができています。 

これから どんなことが起こるかわかりません。

でも 自由登校の娘を「そのままのあなた、どんなあなたでも受け止めるし、大好きよ」と心の底から思い 表現できるようになり 家族が 笑顔でいられていることに 本当に感謝です。

いつも見守り ご支援くださるみなさん ありがとうございます~~


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