見出し画像

追憶の烏読了!やっぱり東家は腹黒⁉️

追憶の烏、読みましたとも‼️一気読みしすぎて、具合悪くなりました…
以下、断定は出来ないが、私はこう読んだよ、こうなんじゃないかな?という予想というよりも妄想をまとめていきます。読み返して違ってたら、消したり後で書き直すかも。でも、一旦吐き出さないと落ち着かないからなあ💫同じ気持ちの方、お付き合いください。

もちろん、読んだ人向け。


①東片瀬の正室を名乗る女=早蕨=霞?彼女は東家の工作員⁉️

まず引っ掛かったのが、東片瀬の正室として、10年もの間、山路と付き合ってたこと。そんなに?長く?なぜ?そしてこれは『紫雲の院·高子のやり口』らしくない。そこで、彼女に東片瀬の正室を名乗らせたのは、東家かな?と。彼女は東家の工作員として藤宮連に入り、その後藤波の宮付きになる。そして高子と滝本の間、滝本と藤波の間に入り情報操作をしたのではないか?

と言うのも、高子が捕まったときの言い訳や態度、ちょっと違和感がありませんか?
滝本が理解した暗殺計画『早蕨が「黒幕は藤波」と証言する役で、滝本は殺される』というのを、高子は了承していない感じ?違う筋書きを頭に描いてそうな弁明?雪哉のセリフ「もしや、貴方の名前を出した藤宮連が誰か、まだご存じでないのですか」が図星っぽいところとか。

藤宮連を動かしたので、暗殺計画自体は高子のものかと私も最初は考えてたのですが…
よくよく読んでみると、実際暗殺現場で藤宮連が出てくるのは、見張り役だけ。一人だけならば、人員整理で藤宮連を解雇になった人を、東家が囲って駒として使った、というのもありえる。

そして、東片瀬の正室を名乗った女、とみられる死体。人相がわからなくなるほど痛め付けられた死体、というのは『替え玉』を疑え、というサインですよね?つまり、ここで殺されてるのは、見張り役の藤宮連かと。

で、小梅とちょっと話すだけのシーンなのに、下女とかモブな扱いではなく『霞』と名前を告げられる、白肌にえくぼの女。これは『早蕨』と同一人物って記述ですよ、って素直に読むとなるよね?一応。その霞の「東家に居れば大丈夫」という、絶大な自信。全ての黒幕は東家、ってことなのでは?

高子はとぼけてるわけではなく、本当に奈月彦暗殺計画と無関係かもしれない、と思えてきました。

②とかげの尻尾切り、どころか、『高子の退場』自体が狙いだった、のかも。

東家が『あせびと凪彦』の存在を完璧に隠したのも、知られたら高子に命を狙われるから、だろうし。
けれど、南家はなぜ、東家と手を組む?
南家当主『融』の思惑はどこにあるんだろう?
『融』になにか動機があるとすれば娘の『撫子』かな?
浜木綿の娘、紫苑の宮が8歳なのに、撫子はまだ嫁いでないの?高子は長束と撫子をくっつけるの諦めてないの?と思ったんだけど…もしかして、高子のせいで、撫子が結婚出来ていない?それで、融も高子に退場してほしかったとか?まさか、撫子が東家の当主青嗣に惚れてるとか、そんなエグいことではないよね?(心配)撫子はフツーのお姫様で裏表無さそうだし、浜木綿も可愛い義妹って言ってるし、幸せでいてほしい。どっか本編と関係ないとこで。
『融』、浜木綿を生かしたエピソードで、結構浜木綿のこと買ってると思ったんだが、まだ人となりが全然わからないなあ…

③東家のやり口とは…

東家当主『青嗣』、二周目で雪哉とのやり取りを読むと、言ってることほぼ全部嘘じゃん、真反対じゃん!!て叫びたくなる!
何よりも怖かったのが『茂さん』の名前が出てきたこと…なんで知ってるの?
東家は当然、雪哉、奈月彦の情報を小梅から聞き出したんだろうね。そして奈月彦は女に刺されて死ぬのがお似合いだと判断されたわけ?小梅ちゃん、今後なにか駒として利用される危険もあるよね…心配😰
つまり、『誰が誰をどう思ってるか?どんな因縁があるか?』を調べ上げ、使えそうな駒を囲い、感情を利用し操作するのが『東家流』腹芸なのではー?
思い返せばあせびちゃんが早桃や藤波にしたこともさ。あれが『東家流』ということなのではー!

④遡って、十六夜、夕虹を死に追いやったのも…

『すみのさくら』で「夕虹は嵌められたのかも」と言われたとき、(黒幕は紫雲の院·高子でしょ)と思ったものだけど。
『なつのゆうばえ』では、夕虹夫妻は(勝手に墓穴を掘った)扱いだったよね?高子の語り口は他人事っぽかったし、高子は十六夜に嫉妬はしてないんだよね。
とすると、十六夜、夕虹が死んだのは、浮雲を藤波の羽母にするため、東家が画策した、という方がしっくり来る!?
狙いは浮雲に皇子を産ませることだったんじゃない?子供出来ちゃえばこっちのもんて、東家は考えるでしょ。『はるのとこやみ』で双子の伶が徹底的に東家に避けられるのも、諦めてないからでわ?浮雲の気持ちは全くわからないけれど。そして、伶に刺されて?死ぬのか…?

⑤毒!暗殺!を全部高子のせいにしちゃいけない気がする!

奈月彦と紫苑の宮に毒を盛ったのは、高子に間違いないと思うけどね。
高子は十六夜に嫉妬してないし、藤波には同類相憐れむ感情があるんだよ。で、一旦鬼火灯籠を送るような心使いをしてよ?その後すれ違いがあったとしても、藤波を暗殺の黒幕にする計画を立てるってのは、気が狂い過ぎというか、そうであって欲しくないよね…

⑥あせびちゃんは『意識して』母親である浮雲のリベンジを果たしたんだよね?

『単』全編さー。モノローグで嘘ついてる主人公とか、そんなんアリなの?って思うけどー、あせびちゃんのはほぼ、ウソだよねえ?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?