映画「ファンタスティック ビースト1&2」「ハリー・ポッターシリーズ」履修済み推奨。

映画公開時に、ファンタビ2のラストに衝撃を受けて、ハリポタ再読し、考察もググっていくつか読みました。なのでかなり飛ばして書きますね。詳しい人向け！

さて、ダンブルドア家の事情をまずまとめます。


映画に出てくるアルバス・ダンブルドアは長男で、弟アバフォース、妹アリアナがいます、いや、いました。

父はアリアナを虐めたマグルに報復し、監獄入り、母はアリアナの発作に巻き込まれ、亡くなります。

父親の没年ははっきりしないので、父が別の女性との間に弟を作った、という可能性も無くはないですが。でも、獄死したようですし…

クリーデンスがアルバスの弟、というのは無理がある気がします。

グリンデルバルドがクリーデンスをアルバスと戦わせる為の方便に思えますね。グリンデルバルドはそういう方法で人を操る、という表現かな、と。

ではダンブルドア家だけに現れるという不死鳥の存在は？

最初に考えたのは、グリンデルバルドがアルバスと「血の誓い」をした仲なので、ダンブルドア家の血が流れてるも同じ、という裏設定かな？と。

でも次に、クリーデンスに宿っているオブスキュラスの前の宿主がアリアナなのでは？と思いつき。ちょっと今回はこの説を推したい。

クリーデンスの様子を見た後に、アリアナの事を考えると、アリアナのパニック障害のような描写はオブスキュラスだったのではないか？と思い当たります。

登場時はスクイプのようだったクリーデンスの強力な魔法の力がオブスキュラスによるもので、元々はアリアナのものだったとすると、クリーデンスはアリアナとほぼイコールで、ゆえにアルバス・ダンブルドアと精神的に兄弟？という意味なのかも？

また他の可能性として、クリーデンスはアリアナの子なのかもしれない、とも考察してみました。

アリアナは１４歳で亡くなっています。が、ファンタビ1のラストでクリーデンスが亡くなったように見えてファンタビ2で生きていたように、アリアナもどこかで生きていて、二十歳位で子供を産んだとしたら、年齢設定上は合いますよね。ただ、その場合は、アルバスとは兄弟ではなく伯父と甥ですね。んー？そこら辺は英語の言葉のアヤ？なんて言い訳がましい？
しかしアリアナの子なら、ダンブルドア家の血を受け継いでいて、能力が高いのも納得できますよね。そしてアルバスとの因縁も。

だってクリーデンスがアリアナの子なら、アルバスがリタに言った言葉が全てブーメランで返ってくる訳じゃないですか。なんならニュートにクリーデンスのオブスキュラスを説明した言葉もね、ブーメランしますよ。魂の双子で、愛に飢えているから身内の愛で救われるかも？とか。

ファンタビ2でアルバスが妹の事を口に出したので、今後アリアナの事はファンタビでも説明されていくでしょう。アリアナは、アルバスとグリンデルバルドの関係におけるキーパーソンです。

アルバスは弟のアバフォースに、アリアナを蔑ろにしてることを責められて、アルバス、アバフォース、グリンデルバルドの三つ巴で争ってるうちにアリアナが亡くなってしまうんですよね。

他の方の考察で、「血の誓い」をしてたら戦えないのでは？「血の誓い」はこの決闘の後なの？という疑問を目にしたのですが。
アルバスとグリンデルバルドが決闘したわけではなく、アバフォースが一枚噛んでいるので、「血の誓い」後でもアリだと思います。つまり、アバフォースvsアルバス、アバフォースvsグリンデルバルドなら戦うことが出来る。

むしろ、「血の誓い」をしていたことで、魔法が乱反射のようなことになってアリアナに当たって死んでしまったのだとしたら、より罪深いのではないか？と震えました。

アルバスとゲラート・グリンデルバルドの愛憎。

「血の誓い」のペンダントをニフラーがくすねてくれて（お手柄！）ニュートはアルバスがグリンデルバルドと戦うことが出来る！と思ってるだろうけど、どうかなあ？と首を傾げずにはいられません。
アルバスはゲラートとは戦いたくないでしょう？
一方ゲラートですが、やたらニュートに「ダンブルドアのお気に入り」と絡んでくるし、え？なにそれ？嫉妬？ってかんじで未練タラタラに見えますね。
しかし、ゲラートを優先して妹を蔑ろにした罪から、アルバスは戦わないといけないのかもしれませんね。

と、ここまでごちゃごちゃ書きましたが、結局クリーデンスの出自は明かされない、というのも大いにアリだと思います。

ナギニさんが「出自は関係ない」と言っているのが、ど正論だと思いますから。

肝要なのはクリーデンスの孤独な魂が愛で救われること、なんじゃないかな。

そこのところ、ナギニ頼む！と言いたいところだけれど、ナギニもいずれヴォルデモートの陣営に闇落ちする、という未来が確定していて…

不穏しかない…

ニュートとティナは結婚して長生きする、ということだけが頼みの綱です！

ニューティナ！がんばれー！