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公認心理師試験を受けられるのか?という話①

公認心理師を受けたい受けたい受けたい受けたい…と呪詛のように思い続けて約3年、現任者講習を受けられるところまでこぎつけた。…のだが、解決すべき課題はまだまだ山積みだった。Gルートと呼ばれる実務経験を積んで講習を受けて試験を受ける人の何か足しになればという思いと、備忘録としておいおい書いていきたいと思う。


8月31日、オンライン講習のチュートリアルを受けた際に「実務経験者に該当するかどうかは各自問い合わせを」というアナウンスが流れ、私ははたと凍り付いた。

私には本当に実務経験があるのか?

そう、現任者講習は「誰でも受けられる」のだ。そして実務経験の有無は試験までに各施設等に自分で問い合わせ、必要な書類を書いてもらえばよいのだが、そもそも認めてもらえなければ講習を受けた意味もなくなってしまう。もっと早くから実務経験について問い合わせておくべきだったのだ。いつもこう私は見切り発車が過ぎる。今回だって講習の費用は決して安くないのを独身時代の貯金をはたいて賄ったというのに…。ということで、主催である日本心理研修センターに早速問い合わせをしたところ、衝撃的な返答が返ってきた。「実務経験の有無には具体的な資格や業務内容が定められていない」というのだ。公認心理士法に定められている以下の条件を満たせば良く、そして満たしているのか否かは施設などに任せている、とのこと。その条件がこれである。

1.心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その状態を分析すること。
2.心理に関する支援を要する者に対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。
3.心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。

曖昧。しかし問い合わせなければなるまい。


さて、問い合わせなければならない私の実務経験をざっくり記しておきたい。

①関東某所の精神科病院(PSWとして勤務。3年くらいいた)
➁関東某所の社会福祉協議会(成年後見の諸々をしていた。職種は主事(企業で言うところの正社員的なやつ)、1年で辞めた)
③関西某所の精神科クリニック(PSWとして勤務。1年半くらいいた)

③は元々私に試験受けない?と勧めてくれたところなので、ほぼほぼ言えば書類を書いてくれそうなのだが、①➁が非常に怪しい。特に➁。ということで問い合わせました①と➁。➁については決裁を要することのため、書面で何が必要なのか、必要と思われる書類を全部用意して郵送してくださいと言われた。分かっていたことだが決裁という単語を聞くとめまいがする。この決裁というシステムがなかなか自分の体に合わず退職したのだ。

取り急ぎ現状はこんな感じだが、教訓。

現任者講習を受ける前に実務経験があると判断してくれそうか歴代勤務先に聞いてみようね!


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