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もとオリーブ少女という生き方①お店作りに関してこうだった(業界の裏話)

※ 過去にアメブロにアップしている【お仕事についてコラム】を今後noteにまとめていくことにしました。私は38歳1児の母、現在第二子の出産を控えています。フリーランス歴13年、もとアクセサリー作家・衣装デザイナーです。そして、キャンディブーケというニッチな商品を作っている作家です。此処で言う「作家」とは小説家、という意味ではなくハンドメイド作家という意味で使っています。

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facebookのタイムラインでシェアされていた

こんな記事を見つけた。(現注・過去記事のため情報は最新ではありません)

F.O.B COOP閉店で伝えたいこと 益永みつ枝さんインタビュー

2015年10月25日、ついに広尾の街から35年という歴史を刻んできた“文化発信地”が消えた。「F.O.B COOP」閉店を伝えるニュースは大きな反響があり、改めてオーナー・益永みつ枝さんの生き方に注目が集まった。同店は今でいう「ライフスタイルショップ」の先駆けだが、それだけではない真髄がそこにはあった。その成り立ちの大筋は本記事で確認していただくとして、お忙しい中お時間を下さった益永さんの貴重な談話をここで紹介したい。

続きはこちら

老舗系輸入雑貨セレクトショップの閉店は

とある時代の終息

を意味するのだという。


お店のありかた、が変わってきた・・・すでに変わったということか。

(記事内で)

益永さん『(お金を落とす場所を)ちゃんと選びなさいよ』

か・・・

・・・・・・・

こういうパンチのあるオーナーのいるお店が時代を作ってきて

カルチャーを築き上げてきた。

やっぱりなくなってしまうのはさみしい。


私はマガジンハウスのOlive(オリーブ)が愛読雑誌だった、

ちなみに昭和54年生まれ。

この記事を書いた清水麻衣子さんも「もとオリーブ少女」だという


かといって雑誌が教科書というのでもなく

お小遣い握りしめてちゃんとお店に足を運んで。

チェックしたお店のカラー(個性)を感じて

お店のお兄さんお姉さんと緊張しながらお話して。

そんな時代だったでしょう?(事実)


もちろんいまもそういう世界はあるのだと思う。
※千葉の地図から落っこちそうな端っこのド田舎暮らしではもう縁遠いお話しかしら。

当時はアイデンティティーの確立のための手段であるファッション

(洋服やアイテム)に対する熱とかそういうのを

肌で感じ取って時代を感じていたかったし、実際にそうだったと思う。


これから書くはなしは

わたしの勤めていた洋服のセレクトショップのお話。

ようは私の話。

※だから一部のファッション業界の話と思ってね。


そう、表参道のセレクトショップ勤務の時代も

時代をお店が作るというのをひしひし感じていた。

ベルギーのスノッヴwなモード系ガッツリで全身固めていたわたくしが

(こわいよ~~w)

※今はゆるゆるゆるゆる~~笑


その当時、たまたまオフの時に

古着のフィリックス君のTシャツを着てあるいていたら

(もともと古着好き)

次に勤務した時にお客さん数名から

「あれ、どこのお店の?ここ(のお店)にはないよね、なかなか素敵だったね」

言われてびっくり。

見かけたなら声かけてくださいよ~~といいつつも

思いもよらずいち販売員がチェックされていることにびっくり。

風の先端にいるってこういうことなんだって感じたりしていた。


【①お店作りに関してこうだった】

雑誌やTVなどの媒体への露出によってもイメージが偏ってしまうので

プレスとしてそのコントロールは大事だったように思う。

ちなみにそのショップは、オーナーの意向でめっちゃ排他的なストイックなイメージに仕上がっていた。

それがいいとが悪いとかではなくて個性

お店のカラー(個性)になっていく。

強烈に打ち出すことで属性ができてひとが集まってくる。


それから、こちら(お店側)が仕入れをするときの

取り扱いメゾン(とくに老舗インポートブランド)には

作り手側が買い手(お店側)を選ぶというか

ミニマム(仕入れの決まり)があって。


資本の小さなお店だと

毎シーズンのミニマムをクリアすることがどれだけ難しいか。

例えば・・・

仕入れ金額10万円の商品を色違いでサイズ違いでひとつずつオーダーして

とか。

最低300万円のオーダーでお願いします

とか。

メゾン(作り手側)もビジネスだからね、強気なわけ。

もちろんそれだけじゃないけど。

売り手(仕入れ側)としては、大手(ばーにーずにゅーよーくなど)に負けずに

そのお店ならではのラインナップにいかに個性を出してファンを作っていくか。

いわゆるバイイングでは、そのブランドらしさも取り入れつつ

実際に奇抜すぎて売れないとかじゃ話にならない。


お店ならではの仕入れ

・・・「うちの顧客さん」が喜ぶかを考える。


仕入れラインナップでミニマムをクリアさせるよう予算とのにらめっこ。

東京都内には取り扱いブランドがかぶってるお店もちらほらあるから

「つう」のお客さんはお店ごとにラインナップを見に、はしごしたり。

あー、ここ(の店は)これ入れたかーーー

みたいなマニアックな会話w

こんな世界もあるのだよ。


【②お客様との関係はこうだった】

へ続く♡

もとオリーブ少女という生き方②お客様との接し方


わたしが作っているキャンディブーケについてもう少し説明するとすれば、キャンディやチョコレートをお花のように見立てするお祝い用のお花のアレンジメントのことです。

また、わたしは現在作家業だけでなく多くの作家さんがするように講師もしています。

私のハンドメイド講座をバージョンアップさせ、日本キャンディブーケアレンジメント協会を設立いたしました。

日本キャンディブーケアレンジメント協会公式HP

裏メニューでハンドメイド作家さんを中心に個人コンサルも行っております。通称・キャンディさん。

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