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どこもキラキラ

先週1週間は東京でイベントの通訳の仕事だった。よくこの時期に引き受けていた仕事だったが、コロナで2年ほど中止になり、昨年は依頼を受けたが、思ったほど人が集まらなくて、規模を縮小し、通訳の需要がなく(つまり来日外国人の参加がなく)、キャンセルとなった。今年は大盛況。仕事をしていても、コロナ前の活気を感じた。(多くの通訳仲間にも3年ぶりに再会できた。)

会場のホテルも併設のビルや商業スペースも、クリスマス一色だった。毎日、内容の違う通訳をしなければならなかったので、余裕がなくて1日目は帰り際にイルミネーションをササっと見て歩いた。真っ暗な浦河の夜からは想像もできないほど、キラキラとしていて、そして人も多くてびっくり。3年前までは自分も東京に住んでいて、またこの時期が巡って来たのね、となんとなく日常と感じていたことが、浦河に住んでみて、非日常と感じるようになった。

駅に向かうここは、イルミネーションを気にしたこともなかったかも
イルミネーションと東京タワーが撮れるこのスポットは人だかりがすごくて警備員がいたほど

2日目以降も次の日の予習で余裕はないものの、長めの昼休憩があったりしたので、ちょっと散歩をしてみた。

ちょっとしたクリスマス市。これも毎年恒例だと思う

東京に来て、何が寂しいって馬を目にすることがないことだが、なぜかここの柱はいつも馬がテーマで、馬の絵を見てほっとしている自分がおかしかった。

この柱は以前もJRAがスポンサー

浦河ではショップを覗く機会などないので、見ていたら、ステラ・マッカトニーのショップで馬柄を発見。珍しいなぁと思って近寄って見たら、店員さんが「この冬のテーマは馬への愛なんですよ」と話してくれた。後でウェブサイトをのぞいたら、馬がいっぱい登場していた。

目に留まったのはピンクのドレスではなく、後ろの馬柄

二階堂ふみが紅白で来ていた馬柄のドレスも確かステラ・マッカートニーだった。

週末まで東京で過ごし、丸の内にも行ってみたが、人がいっぱいだった。

すでに浦河に戻っている。イルミネーションも素敵だったし、華やかな気分が味わえて楽しかったけど、昨夕、愛馬を引きながら、真っ暗だなぁと空を見上げた時に、星が瞬くというのも、これまた冬の良さだなぁと感じた次第。自分の中にイソップの『田舎のねずみと都会のねずみ』が同居していて、選ぶ気もないけど、その場その場を楽しめるって幸せ。

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