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娘の東大合格物語・第12話(「ママ広場」寄稿のお知らせ)

少し時間が空いてしまいましたが、子育て情報メディア「ママ広場」さんにて、私の娘の「東大合格物語」第12話が公開されました。

元旦の地震で被災し、大変な状況の中にいる受験生やその親御さんの心境を思うと、こうして紹介記事を書くことも正しいのかどうか…まだ迷う気持ちがあります。

しかし、我が家も東日本大震災の被災者であり、地震や大雪やコロナ禍によってかなりの影響を受けながらくぐり抜けた受験期でしたので、今、大変な状況下にいる受験生の方々にも、我が家のエピソードが何かしらの励みになれば…という応援と祈りの気持ちで、ここに置いておきたいと思います。

2次試験の様子


共通テストを無事に終え、東大の2次試験に臨んだ娘。
2日めの試験終わりは、クタクタな表情で門を出て来ました。

高校の先生が応援に来てくださっていたのを見つけたら少し笑顔は戻りましたが、ホテルに戻ると、食事もそこそこに爆睡。

「もしかしたら、試験の翌日に、住まいの候補物件の内見に行ったりするかも。」
と思って、試験終わり日も泊まれるようにホテルを予約していたのですが、このことは、あとから娘に感謝されました。

2日めの試験終わりは、試験が終わったその足で重い荷物を持って東京駅まで移動し、新幹線で帰って家に着くのは夜中、というスケジュールは考えられないほどに疲れていたそうです。

試験日程の前日から東京入りし、2日間の試験を受け、3泊4日の東大受験の旅でした。

併願私立について


併願の私立は、すべて「共通テスト利用」で受けました。

(早稲田と、GMARCHなど4大学に出願)

「東大受験の前に上京して私立を受けたりして、感染症をもらったら元も子もない(だから私立はできれば受けないでほしい)。」

という高校の意向と、

「浪人はしたくない。もうこれ以上、今のペースで勉強し続けることはできないと思うから、現役で決めたい(だから私立も受けたい)。」

という娘。

どちらも気持ちがわかるだけに悩みましたが、娘のメンタルの安定を第一に考え、学校の意向との折衷案で、「私立はすべて共通テスト利用方式で受ける」ということになりました(共通テスト利用なら、東大受験前に上京しなくて済むので)。

結果的に、出願したすべての私立を共テ利用でおさえることができたので、娘は比較的安心して東大に挑戦することができ、出願してよかったと思っています。

親にできることは「環境づくり」のみ


コロナ禍と大学受験改革に翻弄されて、前例のない難しさを感じながらだった、我が家の大学受験。

終わってみて思うのは、親がしてやれるのは「安心して試験に集中できる環境づくり」でしかない、ということです。

子ども達の受験で(合格発表以外で)私がいちばんホッとしたのは、無事に試験当日までこぎつけ、無事に試験会場に送り出すことができたときでした。


Blogでは、もっと詳細に補足していますので、よろしければ併せてご覧くださいませ。


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