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反抗期

死にたい理由がたくさんあるのと同じくらい、生きたい理由もたくさんあって、その均衡でギリギリ生きている。

赤い小さな手帳を買って持ち歩くようになって、少しの勇気を携えている気持ちになった。
一応いわゆるZ世代だけど、紙に書き留める方が好きだ。世代とかそんなに関係ないのかもね。

ビジネス書をなぞるような会話をしながら泣きそうになる。でもその理由はまだちゃんとに表現できない。
クソつまんないのに、ちょっと的を射ているなとも分かるからムカつく。
この世をうまく強く生きるために必要な知恵と言葉たちに、ちょっと嫌気さす時がある。

考えすぎだよ、と言われるけど、そうであれば考えないでいる方法と環境を与えてほしい。
誰かが考えなかった分、放っておいた分、代わりに向き合うこと肩代わりしている。
そのことすらも他人事のように笑う人の分まで。

自分が抱えるを擁護してあげたい。過度なシンパシーも、疲れも、苛立ちも、絶望も、妬みも。
それらをコトコト煮詰めて、ちゃんとおいしいジャムを作ってみせるから。
そんなの捨てちゃった方がいいよ、って言う人たちには作れないような。

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