小学生女子たちに50万円の備品を寄贈したおじいさんの話
こんにちは。編集部のみやざわです。もう12月…年末の足音が聞こえてきましたね。クリスマスも近づいてきましたが、娘のチアリーディングチームには一足早く、ビッグすぎるクリスマスプレゼントが届きました。
10年越しの念願かない「チアマットがくる!」
娘が所属するチームは地域のスポーツセンターで練習をしているのですが、チーム発足以来10年以上、チアリーディング専用の競技マットを持っていませんでした。
というのも、専用マットは1枚16万円以上する超高額備品なのです。そのため運動用の大きなパズルマットをつなげて練習していたのですが、薄くて落下が怖いし、ジャンプやアクロバットでは足への負担も気になっていました。
そんな彼女たちのもとに突如「チアマットがくる」という知らせが入ったのです。一体なぜ!?!?と全員の目が点になる中、その真相が語られました。
イベントを見たOGの祖父が寄贈してくれた
身バレしてしまいそうなので詳しくは伏せますが、先日子どもたちが出演した地域のイベントを見ていた方が「元気があっていい!」「頑張っていて勇気をもらった」「こんなにいいチームなんだから備品を買ってやりたい」とコーチに申し出てくれたというのです。しかも、専用チアマットを1枚ではなく3枚も。
その方は、最近までチームに所属していたOGのおじいちゃんでした。(OGの子はすでにチアではない別のスポーツに取り組んでいます)
「見ている人を元気にする」という目標を持って日々練習していた彼女たちにとって、信じられないほどすばらしいクリスマスプレゼントでした。
人と人が思いを伝えあうって「すごくいい」
決して強いクラブチームでもなく、企業に所属しているわけでもない娘のチームは、宝くじでも当たらない限り専用マットで練習なんてできないと思っていました。親たちはなんとかお金を集めて…なんて話していましたが、なんと子どもが自分たちで「人に元気を与える」というチア本来の魅力で、マットの寄贈をしてもらう結果になったというのは本当にうれしいことです。
「チアを知らないおじいさん・おばあさんにも、元気は届くはず」と一生懸命に練習した甲斐があったのだろうと、目頭が熱くなりました。
そして何より、もう孫娘が所属しているわけでもないチームに、高額なマットを寄贈してくれたおじいさん。言葉では言い表せないほど、感謝の気持ちでいっぱいです。
「元気になってほしい」を伝えた子どもたちと「頑張ってほしい」を贈り物で届けてくれたおじいさん。双方のつながりに胸が熱くなるできごとでした。
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