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子どもと料理をする時に心がけている6つのこと


私が家で子どもと料理をする時に心がけていることを、6つ紹介します。

我が子は現在4歳と2歳。

私なりの「台所育児の心得 6箇条」です!



とその前に、子どもと一緒に料理する最大のコツ、
それは...
頑張りすぎないこと

もうこれ大前提。
ママがイライラする時はやらない方がいい、と思ってるくらい。


ただ、料理や食べることって、やっぱり生きていく上では切り離せないものだし、子どもが自分の力で生きていけるようになってほしい、と願う親心的には、なるべくさせたい気持ちもある。

なので、難しく考える必要はないけど、
子どもそれぞれの個性についてや、子どもの発達に関してなど、知ってたらラクになる情報や知識もあるので、うまく取り入れていけるとママのストレスが減らせると思っています。


では、本題。

子どもと料理をする時の心得

その1
★★子どもが「やりたい」気持ちはある?

その2
★★子ども目線で環境を整える

その3
★お約束や手本は事前に

その4
★子どもが集中している時に手や口を出さない

その5
★大人の5〜10倍...いやそれ以上に時間がかかるものである

その6
★ゴール(目的)を大人が決めない

最初の2つは特に大事なことだと思っているので★2個。


1つずつ、ちょっと詳しく...

①子どもが「やりたい」気持ちはある?

もうこれは、料理に限らず子どもの心身の成長や、発達の上での大前提だと思ってます。

ふにゃふにゃだった赤ちゃんが、寝返り出来るようになる、ハイハイ出来るようになる、という発達も、

ちょっとあそこにあるおもちゃ取りたいわ〜!
とか、
大好きなママの近くに行きたいわ〜!
とか、
「〇〇したい」というやりたい気持ちがあるからこそ。


「やりたい」気持ちがあるかどうかは、大人にも言えますよね。
野球に興味ないのに、素振り100回やれ、って言われても、やる気も出なけりゃ上達もしない。
けど、ホームラン打てるようになりたいんだー!みたいな気持ちがあれば、どうすれば出来るようになるかな?って真剣に取り組む。

大人は「やりたい」気持ちがなくても、その先にメリットが見えれば、頑張れることがあるけど、子どもはそんな先を見通すなんて難しい。


興味がないこと、面白いと感じないことは、やらない(笑)
「今ここ」を全力で楽しむ天才だと思ってます。

だから、子どもがやりたくないことに、労力を注いで無理やりやらせようとしても、お互いしんどいだけ🤣


「やりたい」気持ちも、「やりたくない」気持ちも大事。


②子ども目線で環境を整える

発達に合わせた環境を〜...とかって言うと難しく聞こえてしまうかもしれないけど、

静かでおしゃれなカフェと、支援センターや保育園を思い浮かべたときに、
どっちが子ども目線かは、誰でも分かるはず。

じゃあ、カフェと子どものための施設では、何が違うのか?
どんな場所が、子どもにとって過ごしやすく、安全な環境として、工夫されているのか?


では、家は?

元々は大人だけで過ごしていた空間に、子どもが産まれた、という人がほとんど。

そのままの環境では、子どもにとって不都合なことがあって当然。

家は家族みんなが心を休めて過ごす場所だからこそ、子どもにとっても過ごしやすい工夫は、必要だと思ってます。

保育園などのように、完全に子どものための場所には出来ないし、する必要もないけど、

子どもが今「難しい」と感じていることは何?を観察して、

出来ることと、出来ないことを明確にできると、

必要なサポートや環境の工夫も見えてくる。


ここで大事にしてるのは、最低限のサポートでいいということ。


これは
③お約束や手本は事前に
④子どもが集中している時に手や口を出さない

にも繋がること。

大人が手を出しすぎるということは、成長の可能性を奪ったり止めたりする可能性もある。
いわゆる過保護や過干渉。

我が子の力を信じて見守るというのも大事なことかな〜と。


そして見守るとなると大事なポイント
⑤大人の5〜10倍...いやそれ以上に時間がかかるものである

いや〜!これがなかなか難しい(笑)
分かっちゃいるけど!!ってなる時も多い(笑)

大人は先が見通せたり、予測できたりするもんだから、ついあれこれ言いたくなるし、

「それの何が楽しいの?」「いつまでそれやるの?」「もうよくない?」みたいなことも多々...
痺れを切らしそうになるのを、どうにかこうにか抑えてる。(笑)

でもでも!
その見守った先に、子どもが「自分でできた〜!」って嬉しそうに笑ったり、出来なかったことが出来るようになる成長の姿があったりするから、
ここは、女神か仏になったつもりで、嘘でもいいから笑って穏やかに見守りたい(笑)


で、最後
⑥ゴール(目的)を大人が決めない

これは、
「料理が完成すること」を子どもが目指しているとは限らない、
作ったからといって食べるとは限らない、
そして、褒められるためにやっているわけでもない、
ということ。

私は、どうせ作るなら美味しく作りたいし、こだわったり丁寧に作ったりして、味わって食べたいものだけれど、

そもそも子どもは、「この料理を完成させよう」とすら思ってない可能性高し。
年齢が低ければ低いほど、完成など微塵も考えちゃいない。

とにかく目の前に楽しいこと、やりたいことがあったからやっている。ただそれだけである。

でもそれが、子どもの成長や発達にとって、ものすごーーーーく大事なとこ。


料理は小さい時からさせなきゃいけないとか、早ければすごいとかはないし、

こんな6箇条まで掲げて、料理好き〜なんて言うてる私は、子どもの頃に親の料理の手伝いなんてほぼしてませんでした!!(笑)

社会人独身の時も、3食コンビニとか当たり前なくらいだったし。

料理好きになったのなんて、ほんとここ数年なので、いつからでも変われる!(笑)


けど、無意識に何でも吸収する3歳までの時期に「台所好き!」「料理楽しい!」になってると、のちのちの自立に繋がりやすいんじゃないかな〜とは思ってます。

何でもかんでもやらせる必要はないけど、「台所は危ないところ」「入っちゃいけないところ」という認識がついてしまうのは、もったいない。

我が子にとっての料理のハードルを、下げてあげたい。

とりあえず、米炊けて味噌汁が作れれば、生きていけるやん!!


料理をさせなくても、近くで料理をする姿を見たり、調理器具に触ってみたり、食材の感触やにおいを楽しんだり...

その時にママが見守れる範囲のことで、子どもがハマる何かを見つけられたら、ママが台所に立つ時間もラクになる!

「ママーーーー!!」と何度も呼ばれたり、ギャンギャン泣かれたりするより、お互い笑って穏やかに過ごしたい。


料理について長々と話しましたが、
実は...

大前提の頑張りすぎないということも、この6つの心得も
育児全般に対して思っていること。



程よく肩の力を抜きながら、ママも子どもも笑顔で過ごすための心得。


状況が変わっても、これを意識するようにしています。

まあ、そんなこと意識する余裕ないわ、って時も多いですが(笑)

そんな時は、自分を満たすことも大事にしつつ、

この6つを出来てるかな?と振り返ってみて気を引き締めなおしています。


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