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コロナでみえた家族というチーム

はじめに自己紹介。

管理栄養士 アキコです。
『食のプロ』と呼ばれる肩書だけど、
私の専門分野(正確に言うと専門にしていきたい分野)は
赤ちゃん〜こどもの食のこと。

大学卒業後から
共働きが増える社会の中で
ママ・パパが、時には地域で、そして時には社会で
ハッピーな子どもを、そしてママを
1人でも多く育むお手伝いをしたいという想いのもと

そしてそれは、どうしたら形になるのか
保育園、医療センター、自治体などで働きながら
模索してきました。


3年ちょっと前に1人目
昨年2人目を出産し

他のママ達とおそらく同じように
私自身も経験することになった
育児の理想と現実のギャップ


そして子どもから教えてもらうことが
こんなにもたくさんあるのだという
自分の未熟さにも向き合いながら

今も日々
管理栄養士として『私にできること』を
今も少しずつ取り組んでいます。


さて
『私のパラダイム・シフト』

これ、目下進行中なので
この回で完結できるかな・・。


私はいわゆる
長女気質で「大丈夫?」と聞かれると
「大丈夫!」と答えてしまうタイプ。

子どもができる前までは
それでなんとかなっていた。


が、、子どもができると
私がやるから大丈夫は通用しなかった。


そのことに愕然とした。思うようにできないから・・。


パパは仕事命!人間。
朝から夜まで週6仕事をしている。

結婚前はそれが尊敬するところでもあった。

両親は近くに住んでいるが
母親との関係はそんなによいわけではなく
母も仕事が大好きな人なので
育児のサポートはあまり受けられなかった。


それでも最初に書いた私の想いは捨てきれず
なんとか想いを仕事という形でつなげたかった。

それで色々と自分なりに
パパと話したり、調べたりして
結局、社会に助けを求めることにした。

保育園という選択。

そして
2人目がうまれると・・・
また一段と自分が想い描く『育児』ができなくなった

体力と心の余裕、両方ない・・。

そんな私を助けてくれたのが
ファミリーサポート。

本当に良い方に巡り合って
幸せを噛み締めていた・・・が・・


そんな中きてしまった・・
新型コロナウィルス・・
緊急事態宣言!!!


また育児と仕事を自分だけで
バランスとらなくてはいけなくなった・・


しかも今度は
在宅勤務のパパ付き・・。

お昼ごはんになると
当たり前のようにごはんをたべにくる。
楽しそうにこどもとご飯を食べる。

もちろん夜ご飯作る時間も
パパは自分の静かな部屋でお仕事

楽しそう!?(いや・・楽しいわけでは決してないはずだけど・・)なMTG中の
笑い声が聞こえると


イライライライラ・・・


こうなっても尚、週6日朝から夜まで働き続けるつもりなのか!?
私の今まで続けてきた仕事はどうなるのよ??
私が今困っているママ達に伝えたいこの気持ちはどうしたらよいのよ!!


コロナに閉じ込められて
今まで外注してきて解決してきた色々なバランスが
こんな状況でも
何もライフスタイルが変わらないパパへの不満へと一気にシフトした。


もういないものとしよう・・と考えてみたり・・。笑

でも大体、続かないのね。そうゆうの。


どうしたらいいの?と考えたとき
そうだ!今は私とパパと子どもたちしか頼れる人はいないんだ!
という当たり前すぎることに気がついた。

と同時に
家族というチームに向き合う良い機会だなと考えるようにしてみた。


そこでパパに伝えてみた。
私のやりたいこと、、、
やりたいことは二の次にしたとしても
この家事&育児の現状!!!!!

パパは今何をやっていて、どうしたいのか?
せめて子どもの相手が少しできないか・・
ということを話すために
1時間ちょっとだけだけど時間をもらった。


夕食作りの時間だけでも子どもの相手をしてくれないか?
それならできそうと・・
意外とあっさりまとまった。


ところが、、
2日後、いつまでたってもパパが夕食作りの時間に現れない・・
そのことで、話し合う気もしなくなってしまった・・。
ご飯の時間になって現れて、何事もなかったかのようにご飯を食べる。

イライライラ・・

それでも今は家族しかいないんだ・・。
まずは納得いかないことを伝えなきゃと思って伝えた。

『会議が長引いた』とのこと。

私がイライラしてこわいから
何も言えなかったというフィードバックももらった。

そこからまた結局
どうしたらよいかね?って話し合った。


被害者っぽく書いてしまったかもしれないけど
パパもパパなりの仕事があって抱えているものもある
それを理解するだけでも家族の中での私の立ち位置もみえてきたりした。
そしてついでに、私の状況や気持ちも知ってもらう。
パパが何もできなくても、これだけでも少し違うんだってことにも気づいた。
ほんとにちょっとのこと。


これって
こどもも同じで、長女なんかはもう4歳に近いので
私達の会話に一丁前に入ってきたりして
『みんなで答えをだすことだね!』って意外と具体的な
提案をしてきたりする・・。


コロナによって強制的に閉じ込められた中で
家族というチームについてメンバーそれぞれが
当事者意識をもって話し合う
時に労力や苦しみも伴うけれど、よい機会になっています。

他の家族とくらべず自分達とまずは向き合って
今あるものをまずはみつめる
そんなことが少しずつでもできたらコロナ前より幸せかな〜。

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