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こどものお皿から野菜を奪い合う両親

お客さんから、よくご相談されることのひとつに

「子供が〇〇(野菜の種類)を食べないんです。」

というのがある。

たなまち家でも、そういうことはよくある。
そのご家庭の環境や、お子さまの年齢など、状況はさまざまなだと思う。

あくまでも幼児がいるたなまち家の一例だが、
そんなとき、うちは

「ラッキー!」

と言って、子供の皿から親が野菜をとる。
(やらせではなく、本気でラッキーと思っている。野菜うまいから。)

そして、妻とどっちが子供の野菜を食べるかで論争がある。(これも本気で。)

1度食べなくても、翌日以降もずっと野菜を子供の皿にのっける。

食べなかったら、またラッキーと思って親が食べる。

子供もみていると、
いい意味でとても本能的な感覚で選択をしていることに気づく。

うちの子の場合(当時1-2歳)

肉と野菜があると、
肉から食べる。

野菜だけだと、野菜を食べる。

野菜でも、油分や塩分をたっぷり使うと、
同じ野菜でも食べることが多い。

すなわち、限られた胃袋において、
高タンパク、高カロリーなものから優先的に選んでいく。

歯の発達から言っても、この頃は臼歯が発達してないから、野菜は食べづらい。

3歳に近づくにつれ、
今まで食べなかった野菜を食べるようになってきた。

僕は子供の頃、
親に

「食べなさい」

と言われるのが嫌だった。

食べられるのが当たり前ではないこの世界で、

食べたくないって言うなら、
無理して食べさせなくてもいいのではないか。

親が頭で考える以上に、
子供は本能的に食べるものを選んでいる。

そんなこんなしているうちに、
子供もいつか食べるようになるかなって。
(ならないならなないで、それでいい。)

そう思っている。


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