この猫、気になっちゃうでしょ～。

これは中山うりさんという方のCDです。ジャケットは愛猫のアオイくん。

猫好きの方は思わずクリックしてくださったと思いますが、安心してください。この方の歌には、猫がたくさん出てきます！やったね！

と言っても、猫についての歌ばかりというわけではなく、猫を風景として描いている歌が多いのです。絶妙に猫を配置して、アクセントにしてくる。そうして、リスナーの頭のなかに縦横無尽に行き来する猫が現れること必至。

この方はアコーディオン弾きの素敵なお姉さんで、一曲一曲が絵本みたいなのです。主人公は飲んだくれの男だったり、失恋した若い女性だったり、猫だったり、田中という名の犬だったり、謎の生き物だったり・・・。

どの曲も、対象を優しいまなざしでとらえて、少しレトロな雰囲気に仕上げている。その中にユーモアもちょっぴり織り交ぜて、リスナーをヤミツキにしてしまう。いつのまにか、自分も【うりワールド】の一員になってしまっているのだ。

ライブもとってもいい雰囲気でおすすめ。生うりさんが、ハスキーボイスで結構現実的なことを言うのも、必聴です。

#いまから推しのアーティスト語らせて