鎌倉で初めてそぼろのカリーを食べたときの感動が忘れられず、レシピ本を買ってしまった。

と言っても、家で再現できるとはとてもとても思っていない。あの味が食べたかったら、お店に行くしかないのだ。
それは分かっている。

でも、あの味がどのようにできているのか。知りたくてたまらなくなった。

家にあるスパイス、パクチーが苦手な旦那への配慮、ひき肉が150グラムしかない等諸事情を勘案し、だいぶ違うものができてしまった。

まぁこれはこれでおいしかったので、良しとしよう。

このカレーは、カレー粉を一切使っていないので、どちらかと言うとガパオライスに近い味わいになっている。
スパイスをひとつずつ入れる過程で、カレーらしさに近づくためにはどんなスパイスが必要なのか、体感することができた。

ひとつスパイスを入れ味見。またひとつ加え味見。すると、甘いとも辛いとも形容できない風味が加わっていくのが分かる。スパイスっておもしろいな。

カレーは、奥が深い！