ソビエトロシアの巨大なもの輸送機、VM-T

ソビエトロシアは焦っていた。
宇宙開発で米帝などに後れを取るわけにはいかない(使命感)。
衛星だのロケットだのにまつわる大型物資を航空輸送する必要に迫られたものの、そんなもんを搭載できる大型輸送機はないぞ、ちくしょうめ!!
同じ問題に直面した米帝がでかい部品を運ぶためのでかい輸送機を頑張って作っている一方、「別に中に入んなくてもいいんじゃねえ?」という割り切りで当時一番でかくてペイロードのあったM-4爆撃機を改装し、荷物は上に積んでみたやつ。VM-Tの登場である。

わーすごくおっきい

NATOコードなし!
このふざけた見た目で存在してることすら疑われていたんじゃないかな!西側諸国から全く相手にされて無くてかわいそうです。
それにしてもどう考えても飛ばなそうな見た目でちゃんと飛ぶ!
どう考えても落ちそうなのに墜落事故無し!
やりますねぇ!!
とはいえ、それでもさすがにバランスに問題があったのかパイロットからの評判は最悪。というわけでさらにでかいAn-255が開発されるとその役目を譲ることになった…と思いきやまだ飛んでる。

この角度から見ると危なっかしくて仕方が無く見える

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