山口県の東部から各ジャンルの名飲食店をご紹介します。今回は５選。

①山口県柳井市「ぶっとび亭」の中華そば
煮干しの中華そばを味わえる。とても美味い。煮干し生産では負けない九州だが、こんな美味い煮干しラーメンはないと思う。さすが瀬戸内海の柳井港。こだわりの店主さんにこだわりのお客さんとの真剣勝負が心地よい。

最初行ったときは、たまたま居合わせた地元テレビ局の麺通アナウンサーさんにオススメの一品を聞き、食べました。確か「背脂 中華そば」。

※山口県柳井市は、卓球用品ブランド「バタフライ」（株式会社タマス）の発祥の地

②山口県周南市「くうかい」の手打ちうどん
山口県内で最も高評価の手打ちうどん店。行列は覚悟してください。度肝を抜かれる美味さです。コシのある麺は硬すぎません。すべてにこだわる店主は前日の夜中まで仕込みに励みます。原材料では、香川県産の小麦粉や熊本県天草市牛深産の鯖節を使用しています。

私が編集長を務めた豆本創刊号「徳山駅旅グルメ豆本」（2020年4月発刊）と第2弾「山口県カレー店本」（同年10月発刊）で取り上げています。カレーうどんの記事を添付します。記事は私の長男が担当しました。当時、高校生。思わず、かなり、懐かしいです。

③山口県周南市「江戸」のサービスランチ
私の54年の人生の中で、間違いなく、味も価格も、最も納得できる旨いランチです。写真右のフライは瀬戸内海産のカレイで、やわらかい身が絶品です。そのカレイの地元名があるのですが、何度聞いても、覚え切れません。左はカツ。

④山口県防府市「エトワル」のたまごサンド
周南市で「糀町学習塾」「和学塾糀」代表の藤谷泰子さんが紹介してくれました。見た目も美しくて、美味しかったです。豆本第３弾の「山口県パン豆本」にて掲載しました。イチゴパフェも人気です。

⑤山口県萩市「かくれ椿」バターチキンカレー
美味しいと噂を聞きつけ、初訪店。スルスルと身体に入ってくる感覚で、２杯いけるかもしれません。取材後も、何度も通っています。
もともとの本業は萩市内で菓子店を営む。なので、スイーツも充実。「とろけるチーズケーキ」もうまし。店主さんは「子どものころから大のカレー好き。家でもスパイスから作る。どうしてもカレー店をしたかった」と語ってくれました。
「山口県カレー豆本」と、美味しいサンドを「山口県パン豆本」で紹介しました。

関東や関西からの旅行者にも、地元市民にもぜひ食べに行ってほしい5選でした。私自身、思い入れが強いと、記事を書くのに時間がかかりますね。

私のグルメリポートをお読みくださり、ありがとうございました。

※最後に
今年に入り、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2024年に行くべき52カ所」で、世界各地の旅行先において、山口市が3番目に選ばれました。地元では少しばかり話題になりました。皆様お知りですか？   前年は岩手県盛岡市でしたよね。

山口市の公式ホームページより