面接は大喜利ではないと思うんですが

就職活動をしていた頃、面接で最も答えに困っていた質問は「あなたを○○に例えると、なんですか?」という質問だった。

この質問には、色々バリエーションがある。
「あなたを色に例えると」
「あなたを動物に例えると」
「あなたを食べ物に例えると」
…思い出すのはスルメ?(かめばかむほど味が出る人間です!的な)

さらに、その他バリエーションで表す系もあり
「あなたを四字熟語で表すと」
「あなたを漢字一字で表すと」
なんてのも聞いたことがある。

私はこの手の質問が本当に苦手で、いつもうだつの上がらない回答をしていた。
「私を色で表すと黄色です、明るいからです」
「私を漢字一字で表すと【直】という字です、素直で真っ直ぐな性格だからです」など。いま思い出してもイケてないな。

この質問、面接だけでなくエントリーシートでも見かけた気がするが、今でも聞かれているんだろうか。
そもそも面接官の方々はこれを聞いて、学生たちの何を見たかったんだろうか。やはり、面白いとかおっ!て感じの回答を言える、発想力なんだろうか。

現在、採用担当をしているけど、この質問の意図だけはよくわからない。
大企業で、もう一日に何十人って面接しなきゃいけないようなところは、こういう質問をしてキラリと光る、うまいこと言える学生を採用するのかなあ。

大喜利並みにうまいこと言える人はほんとすごいけど、それって御社で働くのにほんとに必要です?って聞きたい。

この質問の意図および模範解答(もしくはうまいこと)、知ってる人、教えてください。

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