劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 感想
もうすぐアマプラで配信終了ということであわてて見た。
ストーリー自体は「聖翔卒業後の舞台少女たちのそれぞれの進路」ってだけなのだが、この作品の本質は舞台演劇的演出スタイル。舞台演劇に比較的近い「大画面かつ良い音響」という映画館の環境と、元々のこの作品の持ち味である「舞台空間的演出で押すスタイル」は相性がいいはずでそれを十分に活かすことが出来てると思う。
冒頭でそういうコンセプトを明示しつつ、その後はTVシリーズの情報を小出しにして視聴者(劇場では観客)に既出情報のおさらい・整理をさせながら、中盤以降はその本来の演劇的演出の形プラス「アニメでしか表現できない舞台演出的特殊効果」を全面に押し出してきて、これでもかというくらいのサービス過剰ぶりで大満足の出来。
新作の「アタシ再生産」が個人的にはちょっと物足りなかったけど配信終了前に見れてよかった。
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