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『言葉』で傷ついたり救われたりするけれど、それでも私たちには、伝えるための『言葉』が必要なんだ。


おととい、silentの最終回を迎えた日(12月22日)に、話題の”サイレントツリー”の写真を撮ってきた。

それがこの、アイキャッチ画像です。


過去に、このような記事を書いているのですが。

なんだかんだ、ドラマが終わってしまうのは寂しいし、そして最終話も、優しく包まれていた。

最後の10分間くらい、2人が恋しくてずっとニヤニヤしてしまったし。


その最終話で、とても共感した『言葉』がある。

少し、ネタバレしてしまいます。

それは、黒板の前で、紬(川口春奈)が想(目黒蓮)に話していたこと。

全部手話だったけれど、文字と表情で伝わることに感動しました。

『人それぞれ違う考え方があって、違う生き方をしてきたんだから、
 分かり合えないことは絶対ある。
 
 他人のことを可哀想に思ったり、間違ってるって否定したくもなる。
 
 それでも一緒にいたいと思う人と一緒にいるために、
 言葉があるんだと思う。

 全部は無理だけど、できるだけ分かり合えるように、たくさん話そうよ。

silent

伝えるために、分かり合えるためにある『言葉』。

私も前から、言葉を隠し持っているだけでは伝わらないし、分かり合えることもできない。

思っているだけで言葉にしないのに、相手に分かってほしい、なんて無理なんだ。

そんなことを考えていたし、自分でも分かっていた。

でも、紬の言葉で改めて、『言葉にしないと一緒にいたいと思う人とも一緒にいられない』ということが心に響いた。


今まで、『言えないけど書ける』と、勝手にそれでいいと思っていた。

でもなんか、それは甘えなのかもしれない。

話し合うことから逃げてきて、相手を分かろうとしなかったんだ。


私には、口がある、耳が聞こえる。

耳が聞こえないとか関係ないくらいに、人は『言葉』を使うことができて。

好きな人に気持ちを伝えることができるのに。

もっともっと、たくさん話さないといけないんだ。

自分が逃げてきたせいで、大切な人に気づくことも、知ることもできなかったのかもしれない。


話すのが苦手でも、伝えるのが遅くてもいい。

分かろうと待ってくれている人がいるとすれば、私も全力で伝えたい。

今大切に思う人たちや、それに、これから出会う人とも、たくさん話していきたいな。




読んでくださり、ありがとうございました^^