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一度死んだから言えること


◉尿漏れを改善する方法とこれからのこと


もう皆さんも、気づいてらっしゃると思うのですが、闘病日記としてはすでに終わっています(笑)

後日談も書きましたしね。でもせっかく一定の読者さんが読んでくださるので、このページは治療家である私からの、健康や治療についてのアドバイスなどを書いてみようと思います。

例えば、入院した事での問題点は、いまだに色々とあります。その一つが尿漏れです。

年齢的にも前立腺肥大によると言われそうですが、私自身の観察によると長期のカテーテル使用で、膀胱括約筋がボケているというのが妥当なところです。

何でも検査結果が正解では無いのです。一つの目処でしかなくて、私だって死ぬところから奇跡的に戻ったんですからね。

そこで、今日はこの尿漏れについての、訓練方法について書いてみようと思います。ちなみに産後の方や年配の女性にも起こりやすいので、参考になればと思います。

そもそもの注意点は、骨盤底筋と言う骨盤の底にある筋肉で、内臓を支えている部分でもあります。

骨盤底筋図

なお、前立腺肥大の方の場合と条件が違うので、どの程度参考になるかわかりませんけど、良かったらチャレンジしてみて下さい。

話を戻しますが、この骨盤底筋を鍛えるのには、横隔膜の手助けが必要です。

若い頃はこの二つの水平関係にあり、腹圧を正常に掛ける役割を担っています。この腹圧は排尿排便に必要なものです。

しかし、若い経産婦や老齢の女性は骨盤底筋が緩んでしまっていたり、腹部の脂肪増加や腹筋と背筋のバランスの崩れにより、骨盤が前方へと傾き「反り腰」になっています。

すると横隔膜との連動が鈍り、腹圧が上手く掛からなくなります。そうすると膀胱括約筋へと力が入り難くなり、出し切らないままで「終わった感」を感じ、そのまま下着をあげてほっとすると、残尿が漏れ出るのです。

つまり残尿があったとしても、膀胱とはそもそも全部排尿はしないのです。いくらかは残っているものです。それより余分にあるものは、排泄してしまうのです。だから立ち上がると漏れてしまうのです。

つまり膀胱括約筋が、それでもギュッと締めて出さない様にしてくれれば、問題はないのです。

まぁ一連の動作がうまく作動してないので、何時も話している様に意識を持って訓練をしなければなりません。命令が上手く伝わってないのですからね。

意識の持ち方や方法については、次に書きますが、私は改善されているのは確かです。

ちょっとしたことですが、人には言えない恥ずかしい話です。そんな人のために少しでもお役に立てたらと思います。


続く


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