アカシジア(静座不能症ーnote.37)や気分の落ち込みを自分の力で何とかしようと思い、考えに考え、母がミシンをしている姿を見て、自分も何かを作りたいと思いました。

　4月下旬、母に勧められ刺繍を始めてみました。レース生地に下絵があり、その上を刺繍していきます。お花に挑戦しましたが、茎や葉、花で刺繍方法が異なり、とても難しく、私なりに出来る範囲で作ってみました。完成形を近くから見ると、刺繍糸が見えてしまうのが残念な点ですが、一番最初に作ったのだから「まぁいいかな」と思っています。この刺繡は花が好きだった祖母の部屋に飾ることにしました。

　次に作った刺繍は、ものがたりシリーズのなかの「白雪姫と七人の小人」です。この刺繍は下絵がないため、自分自身で目の数を数えながら行わなければなりません。私は視空間認知機能が低下しているため、家族に印をつけてもらいながら刺繍をしていきました。それでもやはり見本と比べると、本来、小人さんがいるべき位置がズレていたり、小人さんの姿勢が傾いていたりして、何度もやり直しをして、とても大変でした。何よりも刺繍中に話しかけられると、すべてがリセットされてしまうので、再度またやり直しといったようなことの繰り返しでした。でも今回のクロスステッチ刺繡も、とても楽しくできました。完成した時には達成感があります。この刺繍は、玄関に飾ることにしました。

　ダイアモンドアートというものに挑戦してみました。英単語とそれに合わせてダイアモンド（カラービーズ）を専用の道具を使って貼っていく方法で、初心者でありながらいきなり30×45㎝の大作（？）に挑戦してみました。これも家族に間違いを指摘されながら、さすがに2週間程度かかりましたが、それでも楽しく完成させることができました。遠目から見ると、何のキャラクターデザインか分かるでしょうか。。。？

　また何か新しいことに挑戦しましたらご報告致します。