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ドイツのこども園を訪問したときの話

一生英語が好きになる

英語力+αが獲得できる
オンライン英会話スクール@MYPLACEサポーターまみーです。

@MYPLACEが約束できること。
それは、子どもたちが「一生英語が好きになる」
英語を自分で学び続けたくなる、スクールです。

どこまで子どもを信じるか?

わたしが日頃から何度も言っていること。
「子どもを信じるとすべてがうまくいく」

子どものこと、うん、信じていますよね。
ただ、問題は、「どこまで?」だと思います。

現在わたしはドイツに住んでいますが、
自身の子どもの通う園ではなく、
教育視察としてドイツのこども園に訪問したときの話を振り返りながら
「どこまで子どもを信じるか?」
について考えてみたいと思います。

ドイツのこども園が静かな理由

世界中の幼児教育施設を視察研究している研究者の友人が
ドイツの施設を見学して言った一言。
「とっても静かだね。」

それは、なぜか。
よく見ていると、みんな何かに夢中になってる。

どうしてみんなそこまでに何か夢中になれるかと言うと、
まず第一にハードが整ってるということ。

この詳細は前回の記事をご覧ください。
『ドイツのこども園を訪問:子どもたちが夢中になれること』

そして、今日はその理由の2つめ。

大人もしずか

日本だと・・・
(という言い方はステレオタイプ的であまり言いたくないのですが)

保育者が「ああーっ!〇〇くんっ!それ危ないっ!痛い痛いするよ!」とか
「〇〇先生ちょっとこっちにヘルプお願いします!」とか、

部屋の端から端へ叫んだような声のやり取りや、
下手すると、子どもたちの頭の上で保育者同士がずっと会話してる、みたいなのも割とよく見られる風景だったりします。
(もちろんそうでない園もあります。)

ドイツでは、少なくともわたしが訪れた10以上の園では、
そういった風景を一度も見たことがありません。

先生たちが大きな声で子どもに向かって話しかけるっていうことがまず見受けられない。
先生たちが子どもたちに話しかけたい時は、
話しかけたい子のそばまで行って
目を見ていつもの声の大きさで話しかけています。

注意が必要なときはどうか?

これなんですが、
1園あたり約3時間滞在していろんなクラスを見学したのですが、
1回も注意をしている場面に出会いませんでした。

そのことが気になったので、先生方に尋ねたのですが、
先生方は「必要なときは注意していますよ。」と。

と、ちょうどその話を園の入り口のところで話していたとき、
3歳、4歳の子どもたち4人が下にローラーがついている動かせる鏡に乗って、シューってキックボードみたに滑ってわたしたちの横を横切っていったんです。
鏡です。1.6mくらいの鏡がついている台に、シューって乗って。
めっちゃ楽しそう!
いやいや、言うてる場合やないです。
安定悪そうやし、3人くらい乗っちゃってるし、こけたらいっかんの終わり。
鏡も割れるし、子どもたちも大けがです。
で、確実に先生見たんです。それを。
みて、スルーして、ふつうにわたしたちと話続けました。
その時の内容が「必要なときは注意しますよ。」だったんです。
一瞬、わたし、「えっ?先生、今必要な時ですよね?」って言いそうになりました。

そのままわたしたちと話し続けて、しばらくしたときに、
先生が「ちょっとごめんなさい」と言って、
その子たちのところに言ってかけた言葉が
一人靴下で乗っていた子がいたので、その子に向かって
「上履き履いた方が、もし足が引っかかっちゃったとき痛くないかも。」と。
これだけ!

そして、さらに、言われた子はうばきを取りに行かず、靴下のまままたシューって滑り続けていました。

正直、すごくいろいろびっくりしました。
これは、 本当にいろんな意見があると思うし、
ここは答えが1つではないところだと思うのですが、
わたしが感じたことを一言で言うと「信頼」でした。

信頼関係の三角形

大人が子どものことを信頼している。
子どもの判断を信頼している。

万が一それでこけてしまっても、その子はそれで学ぶのだろう。
万が一痛い目にあっても、そこから学ぶことがある。
痛みがない人生なんてないから。

そして、子どもも保育者を信頼している。
だからこそしっかりと大人の話に耳を傾け、
その言葉を一度受け入れたうえで自分で判断をする。
そのとき、痛みがあったときの自分の姿も一度想像しての決断なのだろう。

さらに、保護者が保育者を信じている。
何かあってもそれも含めて親がいない間はプロのあなたに任せています
という信頼と尊敬がある。

この信頼関係の三角形で成り立っていると感じました。

異なる文化の中の保育を学べる機会に感謝でした。

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