見出し画像

減点方式より、加点方式[94/100]

あけましておめでとうございます。
今年の目標、立てましたか。

目標は正直、あってもなくてもいいかなぁ、なんて思っていますが、目指す方向はわかっていた方が迷子にならないので、今日中に言語化したいと思います。

唯一決まっているのは、今年は「加点方式」の思考に切り替えたいということです。

幼き頃から「〇〇できるまで、あともう少しだよ!」とか「あと〇〇点で100点だったね」と声がけされて育ちました。そして社会人になっても「各項目5点満点で、現状の点数を」と評価シートに書いてきました。

満点至上主義。
誰かが決めた満点なのに、それがあるから足りなかった部分が際立つ。
満点取れたら、クリア。次の満点を目指す。それ以上はないのかな?

減点方式ってナンセンスだよね。と写真家の幡野広志さんがおっしゃっていて、2023年イチ響いた言葉でした。

10月にこの言葉を聞いてから、考え続けています。この世に生まれてから毎日があって、生きている。何かをできる、できないではなくて、毎日積み重ねている。経験や、感情や、言葉を。

減点方式にしてしまうと、それが満点までの足りない点数になるのかという人に伝わるのかという基準で考えてしまう。その時点で、生きているのが人の評価軸に乗ってしまうのではないかな、と思って、今年はとことん「自分軸で生きる練習」をしたいと思います。

だから、誰かが決めた満点から考える減点方式ではなくて。
私が「お、これ、できるようになったかも」とか「もっともっとこれ、できるようになりたいな、考えを深めたいな、好きになりたいな」ってことを重ねていける年にしたいと思います。

この方法で子どもたちを見ると、コレができないとか、アレが足りないとか全然思わなくなるので、ただひたすらに「すごい!」が重なる。だから、子ども本来の素晴らしいところが見えて、とても良い気がしています。

自分の体内時間を減らすのではなくて、自分の外に24時間生きた証を積んでいく。

生きたぶん減るのではなく、生きたぶん増える。

生きたぶん増える【さとゆみの今日もコレカラ/第62回】

昨日の私が今日を作っているけれど、やっぱり新しい年ってワクワク。
みんなにとって、幸せを感じることが1回でも多い年になりますように。

2024年、良い年になりますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?