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“印象派”ってなんだろう??

みなさん、こんにちは。
フリーランス美容師mamiです。

昨日「モネ~連作の情景~」展に行ってきまして、
モネの作品を堪能してきたのです。

が!!

さて、
“印象派”って??と初歩的な所にぶち当たりまして💦
クロード・モネが立ち上げた団体だっけ?
フランスで起きた芸術革命だっけ?
人物でなく風景画?
と、とても恥ずかしいのですが、何もわからない私…

なので自分の勉強の為にも調べさせていただきました。
もう知ってるよ~
という方申し訳ございません💦
ですが、私のように実はよくわからない…という方!!
このブログで少しでもお力になれたら嬉しいです。

では、START。

印象派(又は印象主義)とは、
19世紀後半のフランスに絵画を中心とする芸術運動(展覧会)のことをいいます。
当時のパリで開催することで、
1870年代から1880年代には突出した存在だったのだそう。
因みにこの名前の由来は、
クロード・モネの「印象・日の出」に由来します。
(当時のパリの風刺新聞では皮肉交じりに“印象”主義の展覧会の名前として記事に取り上げました。
だけどこの記事がきっかけで広く知れ渡るようになり名前の由来となります。)

19世紀当時のフランスでは、
歴史的、宗教的な主題に重きを置かれており、
風景画や静物画は新しく軽んじられてよく思われていませんでした。
その一方でクロード・モネは今までの様式にとらわれない画法で、
風景や生活の一面を多く描いていきます。

1860年代。
多くの若者たちが芸術を志し、
夢と希望を胸に故郷を離れてパリを目指しました。
(今でいう都会で夢を叶えたいという状況と似ているのかもしれません。)

印象派の画家たち。
・クロード・モネ
・ピエール・オーギュスト・ルノワール
・ポール・セザンヌ
・エドガー・ドガ
・ピサロ
・アルフレッド・シスレー
・ジョルジュ・スーラ

セザンヌ、モネ、ピサロ、シスレー、ドガ、、そしてルノアールは同じ画塾に通っており、運命的に出会いました。
画塾での型通りの教育は満足のいくものではなく、
彼らにとって本当の勉強の場所はルーブル美術館。
そして彼らを導いたものは自然観察による戸外活動でした。

彼らは様々な場所へ行き(産業革命で列車が普及したことも大きい。)、
空や雲、海や草花、風や光を追い求めることとなります。

しかし、
伝統を離れ新しい表現を求めた彼らにとってサロンでの評価は、
期待以下のものでした。

よって、
当時のフランスの画家にとって最大の作品発表の機会だった、
国が主催する公募展であるサロン(官展)から距離を置いて、
新たな発表の場として仲間と共に1874年4月に第1回印象派展を開催したのです。

印象派の画家の技法、
それは「筆触分割(色彩分割)」。
筆触分割とは、
隣り合った色を混合させず、
筆のタッチを残しながら色を置いていく技法のことをいいます。
(小学校の頃授業で教えてもらったなぁ。)
近くで見ると絵の具の色味がはっきりわかるのですが、
遠く離れて見ると色味が馴染み溶け合って見えます。



自然が生み出す光や風が導く草花の揺れる動きなど、
視覚で見えたままで自然の美しい光を絵画に表現すること
を追及した結果出来たこの技法が誕生しました。

また、
印象派の画家たちは鮮やかな光を純粋な色で素早く塗って仕上げる独自の描き方「アラ・プリマ」という手法を生み出したのです。

これまでの描き方とは全くかけ離れた技法の確立。
新しいものというもは受け入れられるまで時間がかかります。

ですが、
「殻を破る」という行動を起こした人によって新たな何かに出会えるのではないかと。
印象派とはその時代を生きる、想像力豊かな若者によって作られた芸術の革命だったのではないかと。

古き良きを守ることも大切。
そして新しいことを受け入れ、融合出来たらより豊かな思想になれるのではないかと思ってみたり。

“印象派”とは絵画という学びだけでなく、
思想についても考えさせられる機会を与えてくれました。

私はまだまだですが、美術と歴史。
学んでいきます。

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。







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