COZYは人それぞれ

たべものや着るものに好みがあったり、興味のプライオリティがあるように、

空間に求めるものも人それぞれ。

私はけっこうたくさんの家に住んできたけど、

その結果、気づいたのは、COZYな空間って、

どんな”箱”に住んでいるかよりも、

”箱”はどうあれ、どれだけ自分が居心地いい空間に設えられるか、だと思う。

集合住宅に住んでいると、ほぼ同じ間取りなので、比較するのにはもってこい。

別のお宅にお邪魔すると、本当におもしろい。

全く同じ”箱”のはずなのに、どの家も全然ちがうっ。

わたしは、インテリアが趣味なので、どこでも「うちがいちばん素敵なはず!」

なんて、自己満足に浸っていたが、最近はたと気づいたのだ。

「COZYは人それぞれ」だと。

わたしは自分のインテリアに満足だし、快適だけど、

他の人にとってはどうだかわからない。

インテリアのプライオリティも人それぞれ。

他人が見たら、雑然としていても、その人にとっては、それが快適なのかも。

昔、友人が言ってた。

彼氏の部屋に行ったら、万年床の周りにモノが散乱していて、

片付けてあげたら怒られた、と。

彼にとっては、モノが散乱していたのではなく、

あれが、”それぞれのモノ位置”だったらしい(笑)。

そう、COZYな空間はとっても主観的なもの。

そんな当たり前のことに、最近きづきました(笑)。


テレビや雑誌で、素敵なインテリアやおかたづけ特集がよくあるけど、

それはそれは本当に美しく、わたしもいつもうっとりと眺めてしまう。

でも、実際そこに住んだら、落ち着かない人もいるだろう。

だから、押し付けではなく、その人が住まいに何を求めているのか、

その人の本当の想いを、その人の住処に実現できる、

お手伝いがいつかできたらいいな、と思ったりしてる。

インテリアコーディネーター資格とライフオーガナイザー1級を活かして、

何かやりたいな。

どんな形でなのか、まだ定まっていないけど、

そのまず手始めにこのnoteを書いてみようと、思い立ったわけだ。

それにしても、COZYってことば、すきなんです。

なんだかすごく心地いい〜、ゆるゆるな響きと思いませんか??

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↑だいすきな方の、とても素敵なお宅。モノは多いのに、居心地がよい。すべて、想いのこもったモノばかりで、とても温かい空間。いつ行っても感動した。空間はきちんと整っているだけが素晴らしいのではない。住む人の”想い”が大切なのだ。

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