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【ロンドン発】週刊ブログ(6月26日~7月2日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。



6月26日:日曜の夜にグラストのエルトン・ジョンをTVで観て、月曜朝イチで未鑑賞だった、『And Just Like That…』のE1&2を観る。しかも、E1のオープニングからエルトン・ジョン(&ブリトニー・スピアーズ)の“Hold Me Closer”がかかり、デジャヴで既に陶酔。やっぱり良いね。このドラマを観ると、なんだか背筋が伸びるのよ。


例のクラッチ・バッグは、JWアンダーソンのもの。


6月27日:溜まっていたグラストのTV footage をBBC iPlayer で観る。エルトン、アークティック、リック・アストリー、クリッシー、デボラ・ハリー、話題になっていたのはすべて楽しんだのだけど、私が今回すごく良い!と思ったのはテキサス。

本当にシンプルなステージングなのだけど、Sharleen Spiteriの声は全く変わってなくて、最高にクール。MCで、エミリー・イーヴィスを女性ミュージシャンの "大いなるサポーター "だと宣言。「私たちをステージに上げてくれたのは、彼女が私たちをFッキン・アメイジングだと思ってくれたから。ありがとう、エミリー」と続けた。ガーディアン紙によると、これは、グラストンベリーの共同主催者であるエミリー・イーヴィスが、ピラミッド・ステージのヘッドライナーが男性ばかりであったことで批判を浴びたため。当初、テイラー・スウィフトがヘッドライナーのとして出演する予定だったが、ツアーの予定を変更したため辞退。これを受けて、批評家たちは、リゾが土曜夜のガンズ・アンド・ローゼズの前に出演する予定だったため、彼女がトップバッターを務めるべきだったと述べている。しかし、イーヴィスは、リゾの出演が決まった時点ですでにヘッドライナーが決まっていたと説明していた。


何で私はここに居ないのだろう?と本気で泣きそうになったのはホットチップ。好きすぎる。アレクシスのジャケットどこのブランド?ジョーの衣装は?もうすべてが好き。踊りたかった。


ロス・ビチョスも良かった。フランツ・フェルディナンドのサポートで観て以来、好きになったバンド。いつか単独観に行きたい。


ロイヤル・ブラッド、カッコよすぎる。


ザ・ハイヴス。大好き。BBCの公式動画がないのだけど、撮影許可出さなかったのかしら。

きりがないので、この辺で。

そうえいば、友人の息子がグラストでトイレ掃除のバイトをしたらしいんだけど、めっちゃお得なバイトだって言ってた。6時間のシフト交代制で、休憩中はたくさんバンド観れて良かったって。ただ仕事はやっぱり、、、しんどかったみたい(笑)匂いが2日間はとれなかったって。


6月28日:「ロンドンがヨーロッパ最高の文化都市に輝いた」というタイムアウトの記事。ヨーロッパは、ローマの遺跡からパリの壮大なギャラリーまで、毎年世界中から大勢の文化愛好家を惹きつけている。しかし、もしお金に見合うだけの価値を得たいと考えているなら、カルチャー全てが凝縮している場所はどこだろうか?The Social Hubがヨーロッパ最高の文化的ホットスポットを調査、トップ10を発表した。

第1位は、イギリス、ロンドン。The Social Hubによると、ロンドンにはなんと235もの博物館や美術館があり、一方、バッキンガム宮殿やビッグ・ベン、テート・モダンやV&Aなど、791もの文化的・歴史的アクティビティが運営されている。しかも、最も魅力的なアトラクションの多くは完全無料である。誤解のないように言っておくと、ミュージアムでも入場無料なのは、常設展のみで、期間限定の特別エキシビションは有料、しかも決して安くはない。ただ、常設展だけでも、見応えは十分にあるので(例えば、大英博物館だと、ロゼッタストーンや、ミイラ、エルギン・マーブルなどは常設)そういう意味ではかなりお得かもしれない。

以下、上位10都市。1-7はすべて最低1度は訪れたことがあり、まあ納得。8-10は、行ったこともないし、今後恐らく行くこともないかなあ。

  1. London, England

  2. Berlin, Germany

  3. Paris, France

  4. Barcelona, Spain

  5. Prague, Czech Republic

  6. Rome, Italy

  7. Lisbon, Portugal

  8. Madrid, Spain

  9. Frankfurt, Germany

  10. Vienna, Austria


6月29日:
BBCのドキュメンタリー『The Trouble with KanYeを鑑賞。企画、取材は、『Predator: The Secret Scandal of J-Pop(J-POPの捕食者 ~秘められたスキャンダル)』のジャーナリスト、モビーン・アザー。

2004年発売の『The College Dropout』以来、カニエ・ウェスト(Ye)の大ファンであるというモビーン。彼はカニエの "大胆な "アウトサイダー的ペルソナと、「他の多くの人が言わないようなことを言う」、恐れない革新的なアートに惹かれていた。しかし、わずか1年足らずの間に、このラッパーの反ユダヤ主義的な発言に戸惑いを感じ、Yeに何が起こっているのかを探し出そうとする。モビーンはアメリカに渡り、長年カニエのプロデューサーを務めてきたマリク・ユセフやかつての友人であり、ビジネスパートナーでもあったアレックス・クライン(現テック系起業家)などに、当時のカニエに何があったのか、彼がどのようにして今に至ったのかを探る。

同じジャーナリストなので、全体のトーンは、『J-POPの捕食者 ~秘められたスキャンダル』のような感じなのだが、モビーンの探求心と行動力は称賛に値する。決して言葉を荒げたりはしないが、フラストレーションは隠さない。彼は、カニエが「巨大な影響力を持ち続けている」「彼の言葉は本当に、本当に重要」であるため、「彼を無視すべきではないと思う。こういう議論をすることは本当に重要だと思うから」と述べる。

ホロコースト否定者で400年にわたる奴隷制を「選択性」と明言するカニエ。そして、カニエが2020年の大統領選に出馬したとき、選挙キャンペーンに携わったニック・フエンテス(反ユダヤ主義で知られるホワイト・ナショナリスト)、双方の回答は得られぬまま、番組は終了している。

『J-POPの捕食者 ~秘められたスキャンダル』の時もそうだったが、明確な回答や解決策を提示できずとも、このような問題提起をしていくことにドキュメンタリーの意味があるのではないかと思う。

そして今日は、待ちに待った木曜日で、『And Just Like That ….』を。ちょっと、MILF リストって何よ!!うきゃー!ウチの息子たちもこんなことやっているのかしら(いややってないと思う)?ブレイディが泣きながら電話をかけてきて、ミランダに抱きついたときには、私も号泣したわ(男の子の母)。


6月30日:息子たちの学校も今日で終わり。長男は友人の家でプール・パーティ。次男も出て行ってしまったので、夫とディナー。

エンジェルはランチで来ることが多いんだけど、今日はディナーなのでワインバーで。窓際の席に座って外を眺めていたら、フィービー・ウォーラー=ブリッジが、メニューを覗き込んでる。入ってこないかなあ、と目くばせをしてみたが、さっそうと行ってしまった。残念。でも、ここの料理は美味しかった(インスタ参照)。

7月1日:いやあ、パルプ良かった。下のインスタで、動画観れます。


サポートはウェット・レッグ。フィンズベリー・パーク、アーセナルに近いからかな?


ちなみにこの日は、パルプのフィンズベリー・パーク以外にも、クリスタル・パレスの FESTIVAL REPUBLICで、イギーポップとブロンディ、ジェネレーション・セックスが、ウェンブリー・スタジアムでは、デフ・レパードとモトリー・クルーが、BST Hyde Parkでは、テイクザット、ザ・スクリプト、シュガーベイブスが、とロンドン中で野外コンサートが行われていた。

まあ、どちらにしてもパルプ一択だけど、夏のイベント同日開催、目白押しなロンドン大好き。


流石パルプ。マーチも素敵。全部欲しかった。
バッグ買っちゃったよ。


7月2日:昨日の余韻も冷めぬまま、観に行っちゃったよ『Asteroid City』。ああ、やっぱりジャーヴィス好き。

(今週おわり)

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