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【ロンドン発】今週の日記(3月26日~4月1日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

3月26日:昨夜、友達女子の17歳のバースデー・パーティにお呼ばれした長男。テーマは”ピンク”ということで、サーモンピンクのシャツを用意。

時計はカシオのデジタルよ。


で、準備周到、ウキウキで行ったら、男の子皆ピンクのシャツ着てるわ、って写真送ってきた。

テーブルクロスもピンクのギンガム。
バースデーガールもセーラームーンみたいなピンクの衣装着てました。

若いっていいな。

そして今日は、18回目の結婚記念日でした。

夫からのカード。好きだけど、なぜThe Kinks?。



3月27日:やばい!長男の日本のパスポートが後2日で切れる!と焦って英国大使館のウェブサイトを見ると、今日付けで、オンライン申請が出来るようになる、と書いてあるが、どうにも仕組みが分からない。で、慌てて電話で問い合わせをする。結局私の在留届自体が化石化していたため、そこからスタート。在留届からパスポート申請まで、大使館スタッフの方2名に、本当に丁寧に説明していただいた。無事に申請終了。

夕方。近くのスーパーに買い物に行って、駐車場に停め、車を降りたら、隣に駐車してあった車の前で、おじいさんがじっと車を見つめて固まっていた。「どした?」と訊くと、「運転席のドアが開けられないと乗れないんだよ」と言う。どうやら、膝を悪くしていて、ドアをフルに開けないと乗り降りができないらしい。「君の車にドアをぶつけたくないから、一旦車を出してもらえないか?」と言うので、分かった、とまた車に乗り込み、バックして彼が車に乗り込む為のスペースをつくる。「ついでに私が使っていたとトローリーも持って行って欲しい」と言うので、分かった、と£1を差し出そうとしたら、トークンだから、金は要らない、と言う。おじいさんがゆっくりと車に乗り込み、駐車スペースから出た後、私が再び車を入れて駐車する、という連携プレーを行った。彼は何度も私にサンキューと言い、「そのトークンには幸せが宿るように私がお祈りしておくから、君のラッキー・チャームにしなさい」と去っていった。。

願掛けてくれたようなので、大切にします。

3月28日:友人とディナー。ここは、デリ&ショップが併設されたレストランで、以前、通り過ぎた時に、いつか来たいと思っていたところ、ここにしようと提案があったので、二つ返事でOK。

友人の一人が、「未だに大学ではサリンジャーが必読書となっているところがある。それ以外にも読むべき本はいくらでもあるのに」と言うので、いや、サリンジャーは読んでおくべきだと反論。私は『ライ麦畑でつかまえて』は12歳の時に読んだのだが(当時大好きだった郁弥さんが愛読書として挙げており、手に取ったのは不純な動機だったが)、正直内容を完全に理解していたとは言えないが、サリンジャーは、やはり必読書の一つに入ると思う。話は変わるが、大学で英文学概論という講義があり、『マクベス』を授業で取り上げた後、夏休みの課題で『オセロー』を読んで論文を書く、というのがあった。私はとにかくシェイクスピアが苦手で、罰ゲーム以外の何物でもなかったのだが、単位取得の為、とにかく書き上げた。以来シェイクスピアとは遠ざかっていたものの、長男のY6のドラマの発表会で『十二夜』の演劇を観て(長男は Sir Andrew Aguecheek 役だった) 、シェイクスピアって喜劇だったの!?と仰天&再発見。この、目から鱗の体験って、大学時代に嫌々ながらもシェイクスピアに触れていたおかげだと思う。話はかなりズレたが、読書体験って、その時だけじゃなく、後になって何らかの形でその作品に触れた時に、意味を成す場合もある、という事を言いたかったのだが、まあ、ワインもすすんでいたので、居酒屋で酔ったサラリーマンのようなディベートになってしまっていた。

3月29日:『Britpop: The Music That Changed Britain』E3も良かった。今回楽しみにしていたのは、Ocean Colour Scene とDodgy。

インスタで思い出語ってます。

ブリット・ポップとは全く関係ないけど、TFI Fridayのデヴィッド・ボウイがゲスト出演した時のクリップ。1999年。


何度見ても飽きない、マイク・フラワーズの"Wonderwall"。


3月30日:伝説的ナイトクラブ、The Badcave のエキシビションへ。ニック・ケイヴ、ロバート・スミス、スージー・スー、マーク・アーモンドなどが、常連だったようです。


3月31日:ちょっとこれ、マジで面白いから見て。トッテナムのレジェンダリーな選手たちが、Paddy Powerの広告で、自分たちをマンチェスター・シティ・ファンだと宣言してる。と言うのも、スパーズのライバルであるアーセナルがマンチェスター・シティと5ポイント差でプレミアリーグの首位に立っているため、ファンや元選手たちは北ロンドンのライバルががタイトルを獲得することを危惧しているから。テディ・シェリンガムのギャラガー兄弟へのオマージュが最高。


そういえば、昨日、アーセナルのディフェンダー・ガブリエル・マガリャンイスが息子たちの学校に来て、講演したらしい。どうやら、学校のフットボール・ヘッドコーチがブラジル人で、その関係で実現したらしいのだが、校長のニュースレターによると、当校のユニフォームを着用して、スポーツフィールドで生徒たちとゲームをし、質疑応答なんかもあったよう。子供たちも興奮しただろうね。いい経験だったね。

4月1日:エイプリルフールでドキッとしたポスト。

ステラ・マッカートニーが動物由来の製品を生産!?

ウェイトローズが赤・白半々のワインを発売!?

そして、ヨークシャー・ティーがビーンズ・オン・トースト風味の紅茶発売!?

遊び心満載で何より。

(今週終わり)

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