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「Wagamama」がカツの入っていない「the Katsu smoothie」を期間限定で発売

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そう来たか。

ロンドン発の日本食(??)チェーン店「Wagamama」が同店の人気メニューKatsu Curryにあやかって、「the Katsu smoothie」を期間限定で発売するというニュース。

イギリスのカツカレーブームに関しては、note にて、私が1年ほど前に書いた記事を読んで頂ければ、大まかなことは分かると思うが(下にリンク貼ってます。またツイッターなどで#katsucurrypoliceで検索すると、英在住カツカレーポリスの皆さんの最新取締り状況が見れると思います)、今回はこのカツカレーブームを引き起こしたレストランが、「カツ・スムージー」を発売する、という記事を英「インディペンダント」にて発見したので、そちらを要約してみた。

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まずはお味だが、「カツカレー・ソースにリンゴ、バナナ、パイナップルを融合させた最高のコンビネーション」で、お値段は£3.95(=約550円)。そう、表示の「カツ」は含まれておらず、商品に関しては、再びモノ申したいところではあるが、実はこの商品、「Not All On You」のチャリティー・キャンペーンの一環として売り出されるとのこと。最近の調査では、67%の若者が何らかのメンタル・ヘルス問題を経験しており、コロナ禍によりそれはより長引くと言われている。このような状況下で、チャリティー・キャンペーン「Not All On You」は、もし自分が友人にメンタル・ヘルスについて相談を受けた場合に、どう対応すればよいか、をアドバイスしており、プレッシャーを感じることなく、友人の傍にいてあげる、ということをサポートしている。チャリティー団体Young Minds のキャンペーン・ダイレクターであるトム・マダーズ氏は、「カツ・スムージーを会話のネタに、お互いに語り合う、助け合う、繋がるような環境を若者たちに提供したい」と語る。また、wagamama レストラン・チェーンの総監督シェフであるスティーブ・マングルショット氏も「ロックダウン中、カツカレーが究極のカンフォート・フードとして売れて続けていることを受けて、驚くような商品でもってYoung Minds の意義あるキャンペーンの後押しをしたいと思ったのです。カツ・スムージーの目的はひとつーーー自分がどう感じているかを語り合う機会を設けることなのです」と言う。


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カツ・スムージーは3月24日から4月7日までの期間、イギリス国内の20のwagamamaレストランにて、クリック&コレクトにて発売され、売り上げのすべてがメンタル・ヘルス・チャリティー「Young Minds」 へと寄付される。

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お酒ではなく、「スムージーで心を開く」というのが、まさにミレニアムっぽいな、と思う。もう一度はっきりと言うが、カツ・スムージーにカツは入っていない。そして、私は心を開くためにも、スムージーではなく、早く友人とパブに行きたい(泣)。

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少し前の記事ですが、こちらも併せて読んでほしい。



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