🌈  アンジェラさんからのメッセージ

🌈  ニュージーランド全国大学日本語スピーチコンテスト

７年前のことです。

僕は第１回ニュージーランド全国大学日本語スピーチコンテストの大会委員長をしていました。

オークランド大学の代表としてコンテストに出場したナサニエル君は、家庭の事情で14回も転校しなければならず、友達を作る努力さえしなくなってしまった経験を話してくれました。

🌈  心の支え：日本語とアンジェラさんの歌

そんな彼を支えてきたのが日本語、そして日本語の先生が紹介してくれたアンジェラ・アキさんの「サクラ色」や「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」だったそうです。

ナサニエルくんはオークランド大学の医学部に進学しましたが、日本語を学び続け、オークランド大学の代表としてコンテストに参加しました。（医学部で学びながら日本語を履修するのはとても大変なことです。）

彼は日本に行ったことは一度もなかったのですが、真摯で心のこもったスピーチで優勝をつかみました。（その後、優勝賞品の日本への航空券で、夢にまで見た日本旅行が実現しました。）

🌈  アンジェラさんへのメッセージ

大会委員長だった僕もナサニエル君のスピーチと努力に感銘を受けました。
そして、アンジェラさんの歌がナサニエル君を支えてきたことをアンジェラさんに知っていただきたいと思い、読んでもらえる可能性はほとんどないと思いましたが、アンジェラさんへメッセージをお送りしました。

🌈  アンジェラさんからの返信

驚いたことに、そして幸運なことに、アンジェラさんが読んでくださって、ナサニエル君と、そして僕にまでメッセージを送ってくださいました。

当時ミュージカル製作中だったアンジェラさんにとっても彼のスピーチが励みになったとあり、ナサニエル君も僕も感激しました。

🌈  歌、ことば、想いがつながり、支え、励み、勇気となる

アンジェラさんの歌に支えられてきたナサニエル君のスピーチが、アンジェラさんに届き、彼のことばがアンジェラさんの励みになる。

歌、ことば、想いがつながっていくことに感慨無量でした。

アンジェラさんが僕にも送ってくださったメッセージはことばのギフトです。それは７年経った今も僕の励みになっています。

アンジェラさん、ありがとうございました。
７年前に生まれたご縁に感謝をこめて

記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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