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やらない選択をしている僕が「やろう」と思ったプロジェクト

最近の僕は「やらない」ことを意識して決めています。そうすることで「やる」ことが深まっていくと思っています。お誘いなどを断ってしまい申し訳ありません。距離が遠くなった・興味が無くなったと感じるかもしれませんが、そんな気持ちは毛頭ありません。

この4月からは三休を中心に動きます。
京田辺・京都を拠点に活動します。

ぼくは信号もなく、コンビニまで車で20分の海と畑に囲まれたド田舎で育ちました。そこには福祉サービスは1つもなかったのですが、耳の聞こえない家族、知的障害の双子、ベトナムの人たち、認知症のおじさん、、何かしらのハンディキャップを抱えているであろう人たちが自然に共生し合っていました。「◯◯すぎない」からこそ、村の人たちはほどほどの距離感で関係を保ちながら生活し合っていたのだと思います。その関係性づくりを「三休」を起点にしていきたい。

その地続きな取り組みで仕事が生まれるし、当たり前の日常がつくられます。そのためには、泥臭いアクションの積み重ねが必要です。だから、やっていきますよ。

さて、HCKプロジェクト。最初はお断りしようと思っていました。ただ断れない理由がありました。というのが、20代前半の頃、呼吸器ユーザーの自立生活をひろめる活動を当事者とともに行っていました。秋田から東京、愛知、そして福岡とヘルパーとして同行し、彼らがつくった原稿を代読していました。その原稿は血も汗も何もかも詰まっている生きたものでした。僕らはパソコンやノートがあれば、頭の中で考えた文章をそのまま書き写すことができます。でも、彼らは文字盤を使用し、1つの文章を書くのに数十分の時間が掛かっていました。講演は約30分。ということは、文章をつくるのにどれほどの時間が掛かったのでしょうか。

このHCKプロジェクトの第一弾は「重度障害児のための最新デジタルツール講習会&体験会」。またの名を「ガッチーおもてージュニアがデジタルでピッカーなってまうオフ会」。想像がつくかもしれませんが、ガッチーおもてージュニアの当事者がメインオーガナイザーです。僕たちはその裏方。

関心のある人は是非ご参加を。
僕は「人見知り」な司会を担当することが昨夜決まりました。そちらもお楽しみに。

▼イベント詳細はこちらhttps://www.facebook.com/events/348817209299656/

福祉の線引きを薄めるために、福祉の中で遊んでいます。特に障害をお持ちの方と一緒に。みなさまのサポートはそれらの遊びに活用します。