今朝起きて窓から外を眺めると
どんより暗くて雨が降っていました。

雨かあ。。

嫌だなあ。。

と、呟いたとき

え、、、？待って
誰が嫌って思ったんだろう？

流れるように自然に
嫌だなあとつぶやいたけど
そうなのかしら？

まるで私が考えてるかのように
ナチュラルに出てきたけれども

今日は出かける用事もないし
幻想的できれいだなあと思ったし
よーーく感じてみると
少なくとも今は
嫌だとは思っていないんです。

ネドじゅんさんのいう
自動思考が勝手に発生しているんだ。と
気づきました。

そう思ってみると

私は色んなものを嫌だなあと
否定してみているのに気づきました。

机の上に本を出しっぱなしにしてる。
（ちゃんと片付けられてない私はダメだ）

寒いなあ
（うちはやっぱり冷えるなあ）

分かりやすい否定ではないけれど
小さな否定をちょこちょこしてるなあと
気づいて驚きました。

そりゃあ
ずっと気が休まらないわ。

こんなにチクチク否定していたら
今から逃げたくなります。

だから
なかなか「いまここ」に留まれない。

「いまここ」という場所にいたいなら
この否定に丁寧に気づいて
止めていかなくちゃいけないあなと思いました。

実際
その否定の気持ちをとめて
目の前をみてみると

ただ
本が数冊置かれているテーブルがあり

ひんやりとする感覚があるだけです。

なんだかそれだけじゃ
味気ない、つまらないと思ってしまう
なにか意味づけしたくなる衝動が起きる
そして
もっと良いものに改善しなくてはと
今の状態を否定する。

それを繰り返しているんですよね。

でも
実はその否定する声は
私の声ではないってことなんです。

自動的に起きてきていること

その声を真に受けて
何かを否定し
それを経験している自分を否定しまっている

それを繰り返しすぎて
まるで自分は価値のない人間だと
無価値感を感じたり
罪悪感を感じたり
自信を失ったりしてしまっていますが

そもそもが
私の声ではないんですから
そんなこと思う必要は全くなくて
無視してて大丈夫なんです。

苦しみの原因って
思考＝私だと思ってしまうことにあります。

思考と私は別物です。
思考は勝手に湧いてくるものです。

以前こんな記事も書きました。よかったら読んでみてください。

私がやることは
湧いてきた思考にきづいて
それにのせられないこと。

ただ、いまここで起きていることを
感じていること

それを繰り返していると
今まで気づいていなかった
静かな美しさに気づくようになります。

その底に流れる安心感に委ねていると
なんか大丈夫だなあって思えるんです。

この小さな小さな否定を
止めていった先に
またもっと違う世界が見えてくるんだろうなと思うと
ワクワクします。

Love＆Joy