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My sweet home~私のお家に帰ろう~

おばあちゃんが入院して
おばあちゃんのお家に行ったことがありました。

そこにはいつものように
おばあちゃんのお気に入りのものがあって
部屋の様子に変わりはなくて
何も変わっていないのに
でも
何だか知らない人のお家に来たような
空き家のような雰囲気になっていて
驚いたことがあります。

お正月におばあちゃんが帰ってきて
家族があつまると
あれ?勘違いだったかな?と思ってしまうほど
まるでずっとそうだったかのように
いつも通りのお家になっているのが
また不思議でした。

そのお家の人の意識って
すごく影響してるんだなあ。
そう感じました。

これって
私たち一人ひとりにも
言えるんじゃないかなって思います。

身体や心、スピリット
それを全部合わせたのが「わたし」だとして

その「わたし」よりも
誰かのことを気にしたり
何かに気を取られたり
過去や未来のことばかり考えたり

意識が「わたし」に向いていなくて
「わたし」がお留守だったら
「わたし」というお家(かたち)はあるけれど
だれもいない。

ほこりがどんどん溜まって
活気がなくなって
野良猫が住み着いてしまうかもしれないし
空き巣に入られるかもしれません。

私が苦しいときって
こんな感じになりませんか?

「わたし」がくすんでしまったような
「わたし」が違う何かでいっぱいに
なってしまったような
「わたし」だけどわたしじゃない誰かのような
そんな
気持ちになりませんか?

ずっとお留守にしていた
空き家のようになってしまった「わたし」
最初はちょっと居心地が悪いかもしれません。

でも、居心地が悪いからって
またお外に出かけていかないで
出かけそうになったら
ぐっと留まってもらえたらなって思います。

「わたし」から逃げるのを
そろそろやめませんか?

あなたが戻ってくれば
あなたが「わたし」に意識をむけてあげれば
空き家みたいになっていた「わたし」が
懐かしい一番好きなお家にもどって
輝き始めます。

誰かを追いかけなくても
その輝きにつられて
たくさんの人が遊びにくるでしょう。

お外に探しに行かなくても
「わたし」の中に
ぜーーんぶ欲しいものはあった!って
気づくでしょう。

my sweet sweet home
大好きなわたしのお家に帰ってみませんか?
「わたし」に寛いでみませんか?



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