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自分らしさに、囚われるな

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回は「自分らしさに囚われるな」というテーマで話を進めていきます。自分らしさに囚われると、成長や変化に否定的になりがちだと思います。

そもそも「自分らしさ」とは何か?それは性格、才能などの個性、信念や考え方などの価値観、服装、話し方、趣味、職業などの自己表現、そして自己認識から構成されていると考えています。

ただ、これらは変わりますよね。

例えば、私自身の考え方は、6年前までは「いい会社に入って出世し、家族を持ち、マイホームで暮らすことが幸せのロールモデル」と思っていましたが、今は真逆の考えを持っています。

これは、多様な本を読み、成功したビジネスマンや研究者の考えに触れることで、私の思考が大きく変わったからです。信念や考え方も、触れる知識や情報によって大きく変わり得るのです。

長所や短所も、環境によって変わるものです。前の会社では事務作業が苦手だと感じていましたが、今の職場では事務作業が得意とされています。

これは、前の会社で事務作業を膨大にやってきたおかげで鍛えられ、さらに現職場の周りが下手すぎることもあって、得意の部類に入っています。

趣味や職業についても、以前はスポーツしか興味がなかったのが、今は読書や発信活動が趣味となっています。

過去の自分らしさにとらわれてしまうと、新しい挑戦を避け、成長の機会を失います。例えば、スポーツが苦手だと定義していた人が、大人になってからスポーツの楽しさを知る機会を拒否してしまうかもしれません。

大人のスポーツサークルは、技能の差を気にせず、受け入れてくれる場所が多いです。私もフットサルは下手ですが、フットサルの活動に参加すると、皆が温かく受け入れてくれます。

仕事でも、「自分は人前で話すのが苦手」という自己定義に囚われていると、講演の依頼を断ってしまうかもしれません。しかし、「自分らしさ」に囚われなければ、「やってみようかな」と新しいことに挑戦するかもしれません。

過去には「自分らしく生きる」と言っていましたが、自分らしさはいつでも変わるものです。

そのため、「自分らしさに囚われないこと」が、理想とする人生を築く鍵だと思っています。大切なのは、「どういう未来を作り出したいか」と「そのために今、何をすべきか」に集中することです。

この話が皆さんにとって何かの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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