星先発起用の考察と捕手の選択肢を増やすためにすべき事と 2019-08-10 Ys4-8G

とりあえず先発星が序盤で崩れた時点で打ち合い以外に方法が無く、それでも厳しい展開なのは分かりきっていた。まず星の先発起用自体を疑問視する向きある。

選択肢はいくつかあった。2軍から高梨田川あと山中も一応登板間隔的にはあり得たはず。ただし田川は前回6回4失点、前々回7回7失点と試合を作られていない。高梨も前回が6.2回4失点。山中前回5回4失点。近々のQSは一人もいない。結果昨晩田川が完投しているので来週どうするかはあるにせよ、不安はありつつ前回ロングイニングで結果を出した星に期待する気持ちは分からんでもない。

初回の坂本へのホームラン、ゲレーロへの適時打は内角要求が甘く入りすぎた感じ。立ち上がりの星と考えるとちょっと攻めすぎた感は確かにある。

特にゲレーロか。まぁカウントを取りに行こうとした気持ちは分からんでもない。データ的にもインがちょっと苦手な部分もあるのかもしれない。

が、ちょっと絵面が良くないようには見える。

その上で中村が降ろされる形。

解説の山本昌氏が「三球三振があったから」的な事を言っていた。映像を確認したがまぁ分からなくはない。多少甘く高く入っていた球を見逃してる。ある程度読み打ち傾向があるとはいえ、相手が櫻井と考えると手は出してほしかった。

ちょっと制裁気味になったが、目先を変えるという事もあったのだろうとは察する。星の後に出てくる投手は逆転しない限りは寺島、平井、坂本と1軍経験の少ない投手たちだ。2軍経験も長い西田がマスクを被ることで彼らの引出しを見つけてくれたらって狙いはあったと思う。まあ星以降の3人で6イニング2失点自責が1なら一つの結果を出したと言っていいんじゃないだろうか。

何がともあれ現状のプロ野球で捕手1人に全てを任せる傾向自体が減ってきている。生傷も絶えないタフなポジションの中で、誰よりも丈夫に大きなケガをせずやってきた中村は本当に立派なのだが、中村が常にいいコンディションでやってもらうためにも中村以外の捕手育成をしていくべきだとも思う。中村自身の打撃が好調ならなおさら。中村が故障してた時期にもう少し他の捕手も使ってあげられなかったかな。やりながら治していった中村も偉いが代走を出される程度には傷んでた時期があったよ。候補になる西田、松本、古賀の打率が最近まで.250超えてなかった中で踏み切れない気持ちも分かる。

あ、古賀と言えば8月に入ってから6試合連続安打、3マルチ1猛打賞とバカ当たりしてる。8月打率が.566。年間打率も.264と見られる数字になってきた。ちょっと覚醒入ったところがあるので注目したい。

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