風邪から復帰して仮想も再開。今回も今季苦しんだ３人を。（殆どの選手が苦しんでいる気もするが）

#15 大下佑馬

17年ドラフトにおいて２年間、彼より好成績を納めた２位以下の即戦力投手が３～４人程度しか居ない（BsのK鈴木とT高橋SB高橋くらいか）現状を考えるとあの順位の謎指名も即戦力として最低限の結果は出したと言えるかもしれない。それだけあの年のドラフトは難しかったとも言える。一方でスクランブルによる急な先発起用などがあったにせよ今季の防御率6.08はとても満足いくものではない。とにかく被弾率が高く 1.51。被長打率に至っては驚異の .523となる。ゆうたら対戦する打者全員がバレンティン状態だ。それでも１回あたりの投球数（P/IP）が16.1なのでやたら効率よく打たれながらテンポ良くイニングを終えているとも言える。来季の目標はとりあえず中継ぎのイニングイーターという事になるだろうか。昨年の躍進は風張や大下がイニングイーターとして頑張ってくれたこともある。まずはそこから。

#16 原樹理

ケガに悩まされた１年だった。１軍登録はわずか78日。6/19に離脱。8月戸田復帰もわずか２試合で再び離脱。ケガは仕方がないにしても復帰後間をおかずに再び離脱されるとテンションは落ちるしトレーナーなにやってんの？って話にもなってくる。１軍での試合結果だけをみると四球数が少なかった分K/BBは3.00と良好だが、今年は被弾率が1.22と昨年の0.24から大きく悪化していた。球速も昨年の終盤と比べると2~3km落ちていた印象で所謂開幕リセットしてしまった感じも否めなかった。カンフル剤で使われた中４日起用の次の試合以降ケガで離脱したのも判断が難しい。起用自体は好投で応えているだけに尚更。現状フェニックスリーグでも投げていないのでなんとも言えないがまずは春キャンプでの復帰を期待するよ。

#24 星知弥

シーズン開始直後の3/29にケガというのはタイミング的に最悪だった。復帰までに３ヶ月を要して復帰するもわずか４試合。連投ナシでの１軍昇格は流石に早すぎたと思う。その後２試合では好投を見せるも先発起用で大炎上。即中継ぎに戻され調子を落とし２軍落ち。難しい部分も多かっただろうが起用法に泣かされる１年になってしまった。具体的な問題点では対右の被打率が.407とちょっと悪すぎる。２球で追い込んでからスライダーが甘く入るケースが多すぎた。アウトローの制球力は基本の「き」に当たる部分にもなるのでもうちょっとちゃんと投げてほしい。